音楽NFTを売るための10の戦略

目次
ユニークな音楽NFTをつくる
他にない楽曲、限定リミックス、コレクターしか聴けない音源が強い。ビハインド・ザ・シーン映像や実物グッズ、ライブ招待などの付加価値をつけると訴求力が上がる。
コアなファン層を育てる
SNSで日々情報や音源断片を発信。ファン限定イベント、AMA、限定配信などで熱い支持層を小さくても築くとNFT需要が生まれる。
マーケットプレイスを見極める
OpenSeaやRarible、国内ならレコチョク音楽NFT、murketなど、自分のジャンル・ターゲットに合う場所を選ぶ。仮想通貨不要の日本向けサービスも伸びている。
適正な価格設定
似た事例の売値を調べてリサーチ。高すぎれば買い手がつかないが、安すぎるとブランド価値を損ねる。エディションや特典、楽曲の希少性も加味する。
希少性を演出
発行枚数を絞る、販売期間を限る。限定版や「あと〇〇枚」などで購買意欲を刺激。複数ランクのNFT(特典あり/なし)を用意して差別化。
アーティスト同士でコラボ
ビジュアルアーティストや有名クリエイターと組んで唯一無二の作品を出すと新しいファン層も呼び込める。ジャンル横断コラボも効果大。
プロモーションに力を入れる
SNS告知だけでなく、YouTubeでの先行試聴、インフルエンサーとの連動、音楽系フォーラムでの露出などを活用。オンライン・オフライン両方で露出を増やす。
価値提案をクリアに
ただの音楽データ以上の特典や体験、将来価値を打ち出す。他のNFTとの違いや権利・利用範囲の分かりやすさも重要。
透明性を提供
権利情報やロイヤリティ分配、利用可能範囲をNFTスマートコントラクトや販売ページに明記。信頼性向上につながる。
購入者と継続的につながる
NFT保有者限定の配信やライブ、未公開情報を随時提供。購入後も「放置」せず、長期的価値を生み出す仕組みを意識。
最新の音楽NFT市場動向(参考)
- 音楽NFT市場は2025年の時点で世界的に急成長中。アーティスト同士のコラボやパートナーシップが成功のカギ。
- 日本でもNFT市場全体で371億円規模(2025年予測)に伸びており、音楽NFTの事例も増加中。
著者について

Genx
1982年生まれ、日本人のビートメイカー・音楽プロデューサー。実験的なヒップホップビートを制作。国際的な環境で育ったため英語が話せる。趣味は筋トレ、アートワーク制作、ウェブサイトカスタマイズ、Web3。韓国が大好き。
ウェブサイト:genxrecords.xyz