ビートを売ることに迷わないこと。罪悪感を捨てると音楽で人生を豊かにできる。

目次
ビートメイカーが「売る」を楽しむためのマインドセット
「自分のビートを売ること」に、どこか罪悪感を感じていないか?「お金をもらうのは申し訳ない」「自分の作品に値段をつけるのが怖い」。そんな気持ち、クリエイターなら誰もが一度は抱えるもの。
でも、その罪悪感を手放せたら?きっと、ビートを売ることがもっと楽しくなり、さらに豊かになれる。
1. 罪悪感はなぜ生まれる?
まず、「売ること」に罪悪感を感じる理由。
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「音楽は純粋なもの」「お金と結びつけるのは良くない」という思い込み
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「自分のビートに本当に価値があるのか?」という自信のなさ
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「買ってくれる人を搾取しているのでは?」という不安
これらは、クリエイターにありがちな思い込み。
2. ビートを売る=価値の交換
ビートを売ることは、単なる「お金儲け」じゃない。自分が時間と情熱を注いだビートは、アーティストや映像制作者にとって本当に必要な価値。
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自分のビートが、誰かの作品を輝かせる
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その対価として、お金(=新しい創作のエネルギー)が手に入る
これは「価値の交換」。そこに悪いことは何もない。
3. 罪悪感を手放す3つのマインドセット
1. 「ありがとう」の循環を意識する
ビートを買ってくれる人は、あなたの作品に感謝している。
自分も「ありがとう」の気持ちでビートを届けよう。
これが本来の「売る・買う」の姿。
2. 自分の価値を信じる
自分のビートには、自分にしか出せない価値がある。
「自分の音が誰かの役に立つ」。その事実を誇りに思おう。
3. 売ることで、さらに良い作品が生まれる
売上があれば、機材やソフトのアップグレード、新しい挑戦もできる。
「売ること=自分の成長」と考えてみる。
4. 売ることが楽しくなれば、人生が豊かになる
罪悪感を手放し、「売ること」を楽しめるようになれば
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ビートメイクがもっとクリエイティブに
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お客さんとのコミュニケーションも楽しくなる
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経済的にも精神的にも余裕が生まれる
まさに「より豊かな」人生が広がる。
まとめ
ビートを売ることは、誰かの夢を叶える素晴らしい行為。罪悪感を手放し、自分の音楽をもっと多くの人に届けよう。
「売ること=悪」じゃなく、「売ること=価値の循環」。このマインドで、楽しく、豊かに活動していこう。自分のビートが、世界のどこかで誰かの心を動かす。その可能性を、もっと楽しもう。
著者について

Genx
1982年生まれ、日本人のビートメイカー・音楽プロデューサー。実験的なヒップホップビートを制作。国際的な環境で育ったため英語が話せる。趣味は筋トレ、アートワーク制作、ウェブサイトカスタマイズ、Web3。韓国が大好き。
ウェブサイト:genxrecords.xyz