NFTを長持ちさせるならEthereumとERC-721一択

NFTを長持ちさせるならEthereumとERC-721一択

NFTの世界は変化が速い。1年前に人気だったブロックチェーンやマーケットも、今では誰も使ってなかったりする。

たとえばRarible。ある時期Polygon上のNFT対応があったけど、ある日いきなりサポート終了。PolygonでNFTつくってたクリエイターやコレクターは「置いてけぼり」になった。

これは「どのブロックチェーンでNFTを発行するか」を他人やプラットフォーム任せにすると、突然サポート終了になったり、作品が忘れられるリスクが高いってこと。

ブロックチェーンの「流行り廃り」

今はBaseチェーンが盛り上がってて、新しいプロジェクトも多い。ただし「今人気だから強い」とは限らない。Polygonも最初は賑やかだったのに、トークン価格が下がってからはプラットフォームの興味も薄れた。

つまり、技術的に強くても「流行が過ぎたら置いていかれるリスク」がある。

イーサリアムが違う理由

NFTを長く残したいなら、「今一番熱いチェーン」じゃなくて、イーサリアムを選ぶのがベスト。

その理由はシンプル。

  • 一番セキュリティが高い。
  • 他のあらゆるチェーンがEthereumに繋がったり、橋渡ししてる。
  • コレクターが一番多くて、マーケットが常に人で賑わってる。
  • Ethereum上のNFTは、2017年の頃からちゃんと「生き残って」実績がある。

ERC-721の強み

いろんなブロックチェーンやERC-1155みたいな「一つのコントラクトで大量発行するタイプ」もあるけど、これはオーナーシップが分かりづらい。ERC-721は「1トークン=1 NFT」。シンプルでわかりやすいし、誰が何を持っているかも一目瞭然。

コレクターも直感的に理解できるし、価値が抜けにくい。

「短期狙い」or「長期勝負」

コスト重視なら新興チェーンや安いチェーンを選ぶのもアリ。でも「ちゃんと残る作品」にしたいなら、EthereumとERC-721が一番安全。

他を選ぶと、いつか誰も見向きしなくなるリスクが必ず付きまとう。「つい最近のPolygon上NFT」の事情がまさにそう。

結論:NFTを「長生き」させたいなら、Ethereum+ERC-721で決まり。それが「流行り廃りを生き残る」一番シンプルな解決策。

著者について

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Genx
1982年生まれ、日本人のビートメイカー・音楽プロデューサー。実験的なヒップホップビートを制作。国際的な環境で育ったため英語が話せる。趣味は筋トレ、アートワーク制作、ウェブサイトカスタマイズ、Web3。韓国が大好き。
ウェブサイト:genxrecords.xyz

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