ミックスを豊かにする倍音の増やし方テクまとめ

ミックスを豊かにする倍音の増やし方テクまとめ

音楽制作好きなみんなに向けて、今日は「ミックスで倍音を増やして音を豊かにするテクニック」ってテーマについて。

まず、音楽でいう「倍音」って何か説明するね。簡単に言うと、倍音は基音の周波数の整数倍で鳴る音のこと。倍音があると音の響きと深みが増して、音楽の質感に奥行きが生まれる。

じゃあ、どうやって倍音を増やしてミックスを豊かにできるか見ていこう。

  1. サチュレーションとディストーション
    サチュレーションやディストーションは、音に新しい倍音を生み出してキャラクターを足すエフェクト。使い方次第で歪みすぎたり、逆にいい感じの厚みになるから、やりすぎ注意。

  2. エキサイターやエンハンサー
    エキサイターやエンハンサーは、特定の周波数帯に倍音を加えて音に存在感や抜けをプラスするツール。ボーカルや楽器が「なんか物足りない」時、割と使える。

  3. EQとフィルター
    EQやフィルターを使って、特定の倍音の帯域を強調したり、逆に削って整理したりできる。一部分の音を目立たせたり、不要な倍音を減らしてミックスのバランスを整えたりするのに有効。

  4. 物理モデリングシンセ
    物理的な楽器の仕組みを再現できるシンセは、自然で複雑な倍音が生み出せる。物理モデリング系のシンセだと他のシンセにはない独特な倍音や響きが出せる。

そんな感じで、いろんな方法で倍音を加えて音作りができる。音楽制作はサイエンスでありアート。「自分なりの音」を追求して色んなテクニック、どんどん試してみて。音作りの冒険、楽しんで。

著者について

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Genx
1982年生まれ、日本人のビートメイカー・音楽プロデューサー。実験的なヒップホップビートを制作。国際的な環境で育ったため英語が話せる。趣味は筋トレ、アートワーク制作、ウェブサイトカスタマイズ、Web3。韓国が大好き。
ウェブサイト:genxrecords.xyz

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