プロネーショングリップ
目次
プロネーショングリップは、筋トレ、特にウェイトトレーニングにおいて使用される握り方の一つです。主にバーベルやダンベルを使用するエクササイズで採用されます。以下にプロネーショングリップについて詳しく説明します。
プロネーショングリップの基本
プロネーショングリップとは、手のひらを下に向けて重りを握る方法です。「プロネーション」という言葉は、解剖学的に前腕を内側に回転させる動きを指します。
主な特徴
-
手のひらが下を向いている
-
親指が体の外側を向く
-
前腕が内側に回転している状態
使用される主なエクササイズ
-
ベントオーバーロウ
-
ラットプルダウン
-
デッドリフト(オーバーハンドグリップの場合)
-
バーベルカール
メリット
-
背中の筋肉(広背筋など)に効果的にアプローチできる
-
上腕二頭筋の関与を減らし、ターゲットとする筋肉に集中できる
-
一般的に安定性が高く、初心者でも扱いやすい
デメリット
-
上腕二頭筋の活性化が比較的少ない
-
重量が増えると握力の限界に達しやすい
プロネーショングリップは多くのトレーニングで基本となる握り方ですが、エクササイズの目的や個人の好みによって、スーピネーショングリップ(手のひらを上に向ける)やニュートラルグリップ(手のひらを向かい合わせる)など、他の握り方を選択することもあります。