Ableton Live 12でスケール外の音を鳴らさない方法

Ableton Liveで演奏を特定のスケールに制限する方法はいくつかある。
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グローバルスケール機能を使う
セット全体にスケールを設定できる。これにより、アルペジエーターやコードなどのMIDIデバイスは常にそのスケールに沿ったノートを生成する。MIDIクリップをグローバルスケールに「ロック」することも可能。 -
MIDIエフェクト「Scale」を使う
トラックごとに適用でき、入力されたMIDIノートを指定スケールへマッピングする。スケール外のノートは最も近いスケール内の音へ自動変換される。 -
ピアノロール(MIDIエディタ)の「Fit to Scale」を使う
ノートを選択して変換を行うと、自動的に現在のクリップスケールに適合させることができる。
まとめると、MIDIエフェクトのScale、ピアノロールのFit to Scale変換が直接的な方法であり、新しく導入されたグローバルスケール機能によってプロジェクト全体をキーに揃えるのも容易になった。
著者について

Genx
1982年生まれ、日本人のビートメイカー・音楽プロデューサー。実験的なヒップホップビートを制作。国際的な環境で育ったため英語が話せる。趣味は筋トレ、アートワーク制作、ウェブサイトカスタマイズ、Web3。韓国が大好き。
ウェブサイト:genxrecords.xyz