マインドセットがビートメイカーとしての成功をどう左右するか

目次
ビートを売ろうとするなら、単に音楽を作ってるだけじゃない。ブランドを築き、ビジネスを回し、自分の思考が形にした現実を生きている。
「世界は自分の思考がつくる」っていうのはスピリチュアルな話に聞こえるかもしれないけど、実際は自分のキャリアを大きく変えるマインドシフトになる。
思考がどうビートメイキングの現実をつくるのか
作る一つひとつのビート、送るDM、シェアする投稿。全部は自分の思考と信念から出てくる。
「自分のビートは最高だ、欲しがるやつがいる」と信じていれば、自信とエネルギーを持って動ける。逆に「大したことないかも」「断られたらどうしよう」と思っていると、動きが鈍ってチャンスを逃す。
心理学でも“自己成就予言”っていう言葉があって、信じたことがそのまま現実をつくる。成功すると信じて行動すれば、その結果が返ってくる。
思考がどうビートの売上に結びつくのか
流れを分解するとこんな感じだ。
1. 思考は感情を生む
「俺のビートなんて誰も欲しくない」と思えば不安になったりやる気を失う。でも「このサウンドは唯一無二、アーティストが絶対求めてる」と考えればテンションが上がる。
2. 感情は行動を動かす
自信があると積極的にアーティストにDMを送り、継続的に投稿し、ビビらずにネットワークを広げられる。逆に疑いに囚われてたら行動は止まる。
3. 行動は結果を生む
コンスタントにビートをアップして、ファンやアーティストと絡み、コラボを仕掛ければ露出と売上が増えていく。躊躇や停滞はそのまま「存在しない」状態になる。
4. 結果はマインドセットを強化する
売上、ポジティブなコメント、新しいフォロワー。それらが自信をさらに押し上げて「やれる」って信念を固めてくれる。逆に失敗を引きずると負の思考が強化される。
マインドセットをシフトしてビートを売る方法
セルフトークを書き換える
「今は誰もビート買ってないだろう」と思ったら、「俺の音を探してるやつは必ずいる」に切り替える。自分への言葉が行動を決める。
小さな勝利を喜ぶ
新しいフォロワーでも、ポジティブなDMでも、1件のビートリースでも祝う。ひとつひとつの勝ちが勢いになる。
ポジティブな環境をつくる
モチベの高いプロデューサーやアーティストとつながる。オンラインコミュニティに入ったり、インスパイアされるクリエイターをフォローしたり。作業環境もエネルギッシュに保つ。
マインドフルネスを実践する
瞑想、日記、ただ立ち止まって進歩を振り返る。こうした時間が、売上がスローな時でもポジティブさを保つ助けになる。
まとめ
ビートメイカーにとって最強の武器はマインドセット。見えている世界――売上、成長、ブランド――は全部自分の思考と信念の反射。もっとビートを売りたい、夢見たキャリアを作りたいなら、まずはマインドを調律することから始まる。
思考を切り替えて、自信を持って行動すれば、現実の方が変わっていく。
すべてのプラチナ級プロデューサーも、最初は一つのビートと「信じる心」から始まった。あとは動き続けるだけ。
著者について

Genx
1982年生まれ、日本人のビートメイカー・音楽プロデューサー。実験的なヒップホップビートを制作。国際的な環境で育ったため英語が話せる。趣味は筋トレ、アートワーク制作、ウェブサイトカスタマイズ、Web3。韓国が大好き。
ウェブサイト:genxrecords.xyz