オーディオトラックにスウィングを入れるには?

目次
トラックにスウィングを加えると独特のグルーヴ感やノリが出てくる。やり方はいくつかある。
MIDIシーケンサーで作業してる場合:
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クオンタイズ設定
DAWの大半には「スウィング・クオンタイズ」の設定がある。ノートを自動でズラしてスウィング感を出してくれる。 -
手動でズラす
もっと直感的にやりたいなら、ノートをグリッドから少しだけ手で動かしてスウィングさせる方法もある。 -
ベロシティの変化
ノートごとにベロシティをちょっと変えるだけでも、人間っぽいリズムになって、スウィングっぽさが出てくる。
オーディオトラックで作業してる場合:
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タイムストレッチ
オーディオの一部を伸ばしたり縮めたりして、拍の位置を調整してスウィングさせる。 -
カット&ペースト
細かく切ってから、波形を狙った位置にちょっとずつズラして、狙い通りのグルーヴを作る。 -
サイドチェイン・コンプレッション
キックやベースに軽めのサイドチェインをかけると、リズムにノリが生まれてスウィング感を強められる。 -
グルーヴテンプレート
DAWに用意されてる「グルーヴテンプレート」をトラックに適用すれば、すぐに決まったスウィング感を足せる。 -
レイヤリング
複数のパーカッションやドラムループを重ねることで、リズムに厚みを持たせてスウィングを強調できる。
これはあくまで基本的なやり方。工夫次第でいろんな表現ができるから、自分のスタイルや目指してるサウンドに合う方法を探してみるといい。
著者について

Genx
1982年生まれ、日本人のビートメイカー・音楽プロデューサー。実験的なヒップホップビートを制作。国際的な環境で育ったため英語が話せる。趣味は筋トレ、アートワーク制作、ウェブサイトカスタマイズ、Web3。韓国が大好き。
ウェブサイト:genxrecords.xyz