ビートメイカーなら知っておきたい、MIDIトラックにスウィングをかける方法

MIDIトラックにスウィングをかけると、リズムが機械的じゃなく自然でグルーヴィに感じられる。
基本的にスウィングは、8分や16分音符の偶数の位置をほんの少し後ろにズラすことで生まれる。

DAWでやる場合

1. スウィング機能を使う
   ほとんどのDAWにはスウィングやシャッフルの機能がついている。それを探してトラックに適用。

2. クオンタイズ設定
   クオンタイズのオプションの中にスウィング調整があることが多い。スライダーで割合を決められるタイプが多い。

3. 手動でノートをズラす
   MIDIノートをマニュアルで後ろにずらすやり方。時間はかかるけど、一番細かくコントロールできる。

プログラミングでMIDIを作る場合

1. ノートの発音タイミングをオフセット
   各ノートの開始位置をほんの少し遅らせればスウィング感が出る。

2. ディレイをかける
   タイミングをランダムじゃなく規則的に遅らせる感じで、スウィング風にできる。

ハードウェアのシーケンサーを使う場合

1. スウィング・パラメータを調整
   多くのシーケンサーにはスウィング値があるので、それを回せば即OK。

2. ステップを手動で調整
   機種によってはステップごとに微調整できる。こだわりたいならおすすめ。

どの方法がベストかは、使ってるソフトやハード、そして自分がどれくらい「ノリ」を強調したいかによって変わる。