アーティストかファン、ビートメイカーは誰を狙う?

目次
アーティスト向けに攻めるか、ファン向けに攻めるかは、自分のビジネスモデルや目標次第。それぞれのアプローチについて参考ポイントをまとめる。
アーティストをターゲットにする場合
- プロが求められる:アーティストはレベル高い作品を要求する。技術もセンスも本気。
- ビジネスチャンス:もしヒットを出せれば、長期で関係が続くことも。
- 名前が広がる:有名アーティストに使われれば自分の名前も売れる。
- 単価が高くなる:ビートの価格もアーティスト相手なら高く設定できる。
- 競争が激しい:実力勝負でトップ層は本当に強い。個性とクオリティ、どっちも必要。
ファンをターゲットにする場合
- 収益源が増える:ファンはビートだけじゃなく、グッズや関連サービスにも興味を持つ。
- コミュニティを作れる:ファンを集めると、自然に作品が広まりやすい。
- 創作の自由度が高い:商業的なプレッシャーが減り、自分らしい表現もやりやすい。
- リスク:ファンが少ない間は収益が安定しづらい。
- 長期の関係性:ファンとの関係がしっかりできれば、長期視点で安定収入につながる可能性あり。
両方狙うのもあり
スキルや方向性次第でどちらか選ぶのもいいし、アーティスト向けの高品質なビートを出しつつ、自分のブランドもファン向けに広げる…みたいなハイブリッドも十分あり。
著者について

Genx
1982年生まれ、日本人のビートメイカー・音楽プロデューサー。実験的なヒップホップビートを制作。国際的な環境で育ったため英語が話せる。趣味は筋トレ、アートワーク制作、ウェブサイトカスタマイズ、Web3。韓国が大好き。
ウェブサイト:genxrecords.xyz