ISRCはあるけどISWCがない?配信者が知っておきたい「2つのコード」の違いと理由


ISRC持っててISWCないのは普通。Distrokidみたいな配信サービスだとみんなそうなる。

ISRCって何?

  • ISRCは曲の録音ごとに付く番号。スタジオ版でもライブ版でも、録音した数だけISRCが発行される。
  • Distrokidに曲をアップすると、勝手にISRCが付く。配信とか売上の管理に必要。

ISWCって何?

  • ISWCは「曲そのもの」に付く番号。メロディや歌詞、作曲部分を指す。録音やバージョン違い関係なく、その曲に1個だけ発行されるやつ。
  • 誰がカバーしても同じISWCになるから、作詞作曲の権利や出版印税の管理に使われる。

なんで自分はISWC持ってない?

  • 普通の配信サービスはISRCだけ付ける。ISWCは自分で音楽の著作権管理団体(JASRAC、ASCAP、BMIとか)に登録しないと付かない。
  • 配信だけならISRCでOK。作詞作曲した印税をしっかりもらいたいなら、作品登録してISWCもらおう。
コード 何に付く? どうやってもらう? 誰が付与? 使い道
ISRC 録音データ 配信サービスにアップ 配信サービス 配信、録音の印税
ISWC 曲そのもの 管理団体に登録 JASRAC等の管理団体 作詞作曲、出版印税

まとめ

今ISWC持ってなくても全然問題なし。配信はできる。印税をしっかりもらいたい場合だけ、管理団体に曲を登録しておこう。ISWCは「曲の身分証明書」、ISRCは「録音のナンバープレート」って感じ。