ラップ曲のマスタリング方法

目次
ラップ曲のマスタリング方法
1. ミックスの準備
レベルをバランスさせる。EQやコンプレッサーを使い、-6dBから-3dBのヘッドルームを確保しておく。
2. 使用するツールを選ぶ
- EQ(バランス調整)
- コンプレッサー(ダイナミクス調整)
- リミッター(音圧・ラウドネス)
- ステレオワイダー(空間の広がり)
- ハーモニックエンハンサー(温かみの追加)
3. チェインを組む
一般的な順番:
EQ → コンプレッション → ステレオワイド → ハーモニックエンハンサー → リミッター
4. ツールを適用する
周波数、ダイナミクス、ステレオ幅、倍音を慎重に調整する。過度な処理は避ける。
5. A/B テスト
オリジナルとマスタリング後の音を比較し、明瞭さ・ダイナミクス・バランスを確認する。
6. 書き出し(エクスポート)
16ビット/44.1kHz WAV形式で保存し、メタデータも含める。
まとめ
マスタリングはトラックに磨きをかける最後の工程。テストを繰り返しながら調整し、プロレベルの仕上がりを目指す。
著者について

Genx
1982年生まれ、日本人のビートメイカー・音楽プロデューサー。実験的なヒップホップビートを制作。国際的な環境で育ったため英語が話せる。趣味は筋トレ、アートワーク制作、ウェブサイトカスタマイズ、Web3。韓国が大好き。
ウェブサイト:genxrecords.xyz