同じ音楽NFTを複数マーケットで売る時の注意点と可能性。

目次
同じ音楽NFTを複数のマーケットプレイスで販売できるのか?
結論として、同じNFTを複数のマーケットプレイスで売ることは可能。ただし、やる前にいくつか注意点とリスクもある。
規約の確認
各マーケットプレイスには独自の規約がある。中には「独占販売」を求めるところもあり、その場合はNFTを他のプラットフォームで同時に売ることが禁止される。規約をしっかり読んで、マルチリスティングがOKか確認することが重要。
複数プラットフォームで売る影響・リスク
- プラットフォームごとに価格や説明、画像がバラバラだと、買い手が混乱する。
- あるNFTが色々な場所で同時に売られていると、「希少価値」が薄れる可能性がある。
- その反面、色々なプラットフォームでリスティングできれば、より多くの人の目に触れ、購入者が増えるチャンスもある。
- 同じNFTをいくつかの場所で出品→売れたら他のプラットフォームから出品をすぐ取り下げる、という柔軟な対応も可能になる。
マルチリスティングのコツ
- 必ず各サイトの規約をチェック。独占販売条項があるなら、その期間は他で出品しない。
- 価格、説明、アートワークなどはすべて統一し、混乱を避ける。ファイル形式や所有権情報も正確に記載。
- 複数プラットフォームで同時販売していることをはっきり伝えること。購入者に誤解されないようにする。
- 希少性や価値への影響を考える。あまりに多くの場所で出すと、特別感がなくなる。
- ターゲットに合ったプラットフォームを選ぶ。全部が全部よいとは限らないので、戦略的に選定。
まとめ
複数のマーケットで同じ音楽NFTを販売することはできるが、慎重な対応が必要。規約のチェック、表示内容の統一、透明性、希少性への配慮がポイント。うまくすれば露出も価値も高められるが、雑にやると逆効果になりうる。
著者について

Genx
1982年生まれ、日本人のビートメイカー・音楽プロデューサー。実験的なヒップホップビートを制作。国際的な環境で育ったため英語が話せる。趣味は筋トレ、アートワーク制作、ウェブサイトカスタマイズ、Web3。韓国が大好き。
ウェブサイト:genxrecords.xyz