一部のSuno 4.5+ユーザーが気づいていることがある。それは、このバージョンでは曲にリバーブ(残響)が多めに加えられる傾向があるということ。
リバーブとは
リバーブは音響効果。音楽が大きな部屋やホールで鳴っているような響きになる。リバーブが多すぎると、歌や楽器の音が遠くぼやけて聞こえてしまう。
なぜSuno 4.5+はこうなるのか
- AIはリバーブを多く入れると「豪華」や「プロっぽい」と感じやすい。特に今風の音楽スタイルでありがち。
- Sunoのモデル自体がデフォルトでリバーブ多めの設定になっていて、曲に「迫力」や「広がり」を持たせようとしている可能性。
どう対処する?
- リバーブが多すぎる場合は、音楽編集ソフトで調整できる。iZotope Ozoneのようなツールや他のオーディオエディターでリバーブを減らすことができる。
- パートごとのステム(分かれたトラック)を使えれば、Dereverb系のプラグインでリバーブ除去も可能。
音質やクリアなミックスにこだわる人なら、すでに曲をうまく調整するための知識やテクニックがあるはず。
アドバイス
- ミックス時は「0.5dBルール」を意識すると良い。「0.5dBルール」は、ミキシングやマスタリングで音の調整を行う際、EQや音量を動かすときに一度に大きく変えるのではなく、「0.5dB(デシベル)」以下のごく細かい単位で調整する、という考え方。もしくはサウンドコントロール系のプラグインを使う。
- このリバーブ問題について、フォーラムで他のSunoユーザーと話したり、会社にメールでフィードバックを送ると、今後ツールがアップデートされて改善される可能性もある。