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  • SunoのステムをAbleton LiveのSimplerでチョップしてフレーズを作る楽しさ

    SunoのステムをAbleton LiveのSimplerでチョップしてフレーズを作る楽しさ

    音楽制作の現場では新しいツールや手法が日々登場している。その中でも、最近Sunoで生成したステム(パートごとに分かれた音源データ)をAbleton LiveのSimplerに取り込み、チョップ(細かく切り分ける作業)してフレーズを作るというプロセスが、驚くほどクリエイティブで楽しいということに気づいた。

    Sunoでのステムエクスポート

    SunoはAIを活用して音楽を自動生成するサービスですが、曲として書き出すだけでなく、各パートごとに分かれたステム(例えばドラム、ベース、メロディなど)をエクスポートすることにも対応している。これにより、制作した楽曲の細かなパーツを手に入れ、自分流に再構築することが可能だ。

    Ableton LiveのSimplerでチョップして遊ぶ

    Ableton Liveはサンプル編集やビートメイキングの分野で圧倒的な自由度を誇る。SunoからエクスポートしたステムをSimplerにドラッグ&ドロップすると、音源を細かく切り分け、各パートをMIDIパッドでトリガーしたり、新しいフレーズやリズムパターンとして再構成できる。

    実際の手順(例):

    1. Sunoからステムをダウンロード
      曲を生成した後、「ステムをエクスポート」オプションからwavファイルを取得。
    2. Ableton Liveを開く
      新規トラックを作成し、Drum RackまたはSimplerを立ち上げ。
    3. ステムをSimplerにドロップ
      切り刻みたい部分を自由に選択し、好きなようにチョップ。
    4. MIDIノートやパッドで演奏・再配置
      新しいグルーヴやフレーズを作ってみる。

    フレーズ作りが楽しいポイント

    • 思いもよらないパターンが生まれる
      元のトラックでは耳に残らなかった細かな音が、新しい楽器やリズムとして生まれ変わる瞬間は格別だ。
    • AI × 人間のクリエイティビティ
      SunoのAI生成+自分の編集感覚、双方の良いとこ取りができる。
    • 他の楽曲制作にも応用可能
      HipHopやLo-Fi、エレクトロニカ系など幅広いジャンルで応用できる。

    まとめ

    AI生成サービスの進化により、プロ・アマ問わずクオリティの高い音源が手軽に入手できる時代。そこから更に一歩踏み込んで、自分だけの「切り貼りフレーズ」を作ることで、ユニークなトラック制作のアイデア源が増える。