自分を知るビート:音楽が教えてくれる内面との対話

自分を知るビート:音楽が教えてくれる内面との対話

音楽は言葉じゃ表現できない感情や想いを形にするもの。自分の中の言葉にならない気持ちをビートに乗せる、それが音楽の役割だと思う。

楽器を弾いたり曲を作ったりすると、自分自身が音楽に投影されている感覚になる。怒り、悲しみ、喜びなど、色んな感情をビートに込めることで、それが音楽に変わる。伝えきれない感覚が音になると、それが他の人にも届いて、自分でも気づかなかった自分を発見することができる。

思考をビートに乗せて、高い視点から眺めてみることで、客観的に自分自身や感情を観察できる。音楽は自分を深く理解するためのツールになる。

高い視点から自分を見る、というのは自分自身を外側から眺めること。普段気づかない考えや感情に気づくことができる。

なんで怒ってるのかわからない時でも、その感情を音楽に変えることで、怒りの根源が見えてくることがある。言葉だけじゃたどり着けない深いところにも触れる方法。

このプロセスこそが自分探し。自分自身や感情を理解する一つの方法。

思考をビートに変えることは、より深く自分を知るための旅。音楽を通して、知らなかった自分の側面を発見して、理解を深めるチャンスになる。

だから、自分の想いをビートに乗せて、高い視点で見つめてみてほしい。知らなかった自分に出会えるかもしれないし、それが新しい発見や自己理解につながるはず。

著者について

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Genx
1982年生まれ、日本人のビートメイカー・音楽プロデューサー。実験的なヒップホップビートを制作。国際的な環境で育ったため英語が話せる。趣味は筋トレ、アートワーク制作、ウェブサイトカスタマイズ、Web3。韓国が大好き。
ウェブサイト:genxrecords.xyz

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