ビート販売でサンクコスト効果に流されないコツ

ビート販売でサンクコスト効果に流されないコツ

サンクコスト効果――すでに費やした時間や労力につられて、今後の判断まで引きずる心理。ビートメーカーがビートを売る時、よくあるパターンはこう。

売れないビートを手放せない

作るのに時間や努力をかけたビートほど、値下げや削除に躊躇しがち。しかし、売れないものは潔く見直す。ラインナップや価格はマーケットに合わせて柔軟に調整。

流行遅れのジャンルに固執

自分が得意、慣れているジャンルだからといって、人気が落ちても手放せない。最新トレンドを意識して、需要のあるスタイルを追うほうが競争力が上がる。

レアサンプルへの執着

入手が難しかったサンプルほど思い入れが強くなるもの。でも、リスナーの好みから外れていたら意味がない。市場や顧客の好みを最優先。

過去の労力に縛られると新しいチャンスを逃しがち。柔軟な発想で市場要求に応じることが、ビジネス拡大への近道。

著者について

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Genx
1982年生まれ、日本人のビートメイカー・音楽プロデューサー。実験的なヒップホップビートを制作。国際的な環境で育ったため英語が話せる。趣味は筋トレ、アートワーク制作、ウェブサイトカスタマイズ、Web3。韓国が大好き。
ウェブサイト:genxrecords.xyz

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