ビートメイキングがうまくなるには、自分でもラップをやることが重要

ビートメイキングが上達するには、自分でもラップをやってみることが重要。理由は3つある。
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BPMやリズムの感覚がリアルに掴め、実際にラップを乗せることで「速すぎ・遅すぎ」などの違和感や、キックやハットの位置の重要性が体感できる。
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トラックだけだと気づきにくい「音数の多さ」や「空白の大切さ」が、ラップしてみることで実感でき、ビートに“呼吸”を与える感覚がわかる。
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ラッパーとの制作現場で「ここを抜いて」「このタイミングで入りたい」など、具体的な会話がしやすくなり、コミュニケーションが円滑になる。
つまり、ビートメイカーこそ一度マイクを握り、ラッパー目線で自分のビートを体験することで、より「乗りやすい」ビートが作れるようになる、ということ。
著者について

Genx
1982年生まれ、日本人のビートメイカー・音楽プロデューサー。実験的なヒップホップビートを制作。国際的な環境で育ったため英語が話せる。趣味は筋トレ、アートワーク制作、ウェブサイトカスタマイズ、Web3。韓国が大好き。
ウェブサイト:genxrecords.xyz