ビートメイカーの壁をチャンスに変える:売れるマインドセット講座

目次
ビートメイカーの道は、単にカッコいいインストを作るだけじゃない。日々のチャレンジ、売上が伸びない、アイディアが出ない、クライアントからキツいフィードバックが来る、多すぎる競合との差別化。こういうのをどう乗り越えるかは、外の状況より自分自身の受け止め方次第。
マインドセットを変えることで、ビート販売ももっと前向きに動く。
1. 問題の本当の原因を見る
売れない理由をマーケットの飽和やアーティストのせいにしたくなる。でも重要なのは「その状況をどう受けとるか」。例えば「このビート合わない」と言われた時、それをただの拒否と捉えるのか、自分の音や売り方を磨く材料と見るのかで全然違う。起きていることへのリアクションが、ビートメイカーとしての体験を作っていく。
外の出来事じゃなく、自分の反応をコントロールすれば、道は開ける。
2. プロデューサーとしての思考パターンを振り返る
「誰も自分のビートを買わない」とか「この業界じゃ無理だ」みたいな思考にハマってない?そういう考え方は、小さなつまずきをデカい壁に変えてしまう。
「断られるたびに成功に近づいてる」「一回アップするごとに成長してる」みたいに、考え方をすぐ切り替えるのがコツ。日記を書いたり、作業の合間に自分の考えをチェックしたり。自分の頭の中に気づけるほど、よりタフに成長できる。
3. マーケットじゃなく自分を変える
アーティストに強制的に買わせることも、競合を減らすこともできない。でも自分の見せ方、断られた時の対応、ブランドの作り方は変えられる。
業界が楽だったらいいのに、と思う前に、自分のスキルや人脈、マーケティング、不屈さを高めていく。変化に強く、前向きでいれば、売り上げもストレスも変わる。
4. 失敗も成長のチャンスと見る
ビートが全然反応なかった、クライアントに無視された、そんな時も失敗で終わらせるんじゃなくて、学びの材料として拾えばいい。その中で新しいサウンドが生まれたり、ビジネススキルが磨かれたり、メンタルも強くなる。
一つ一つの課題が、プロデューサーとしてだけでなく、クリエイター起業家としても自分をレベルアップさせてくれる。
結論:マインドが変わればビートビジネスも変わる
一番大きなハードルは、実は自分の内側にある。それに気づけば、どう成長するかの道も見える。「市場や競争のせい」にするのをやめて、マインドセットとスキル、自分の反応に意識を向けよう。
どんな困難も前進の燃料。マインドひとつで、売上もプロセスも大きく変わる。
ビート作りも成長も止めずに、マインドを武器にビートゲームを突き進め!
著者について

Genx
1982年生まれ、日本人のビートメイカー・音楽プロデューサー。実験的なヒップホップビートを制作。国際的な環境で育ったため英語が話せる。趣味は筋トレ、アートワーク制作、ウェブサイトカスタマイズ、Web3。韓国が大好き。
ウェブサイト:genxrecords.xyz