ダイナミックマイクでラップ録音する時のポイント

目次
ラップをダイナミックマイクで録る時のコツは色々ある。ポイントごとに整理する。
マイク選び
- ダイナミックマイクでも全然OK。ラップの力強い声にはよく合う。
- SM58やSM7Bが定番。声質や目指す音に合わせて選ぶ。
マイクの距離・セッティング
- 口から10〜15cmくらいがベター。近すぎると低音強調(近接効果)が出るけど、音がしっかり録れる。
- ポップガード(ポップフィルター)は必須。破裂音やブレスでノイズが入るのを防ぐ。
部屋の音環境
- できるだけ反響が少ない部屋で録るのがコツ。布団やカーテン、吸音材を使うとデッドな音になる。
- 騒音(パソコン、エアコン、衣擦れ)は極力減らす。録音中はアクセサリーを外す。
パフォーマンス
- 感情やダイナミクスを声でしっかり出す。一定の音量で平坦に喋るより、ラップなら強弱やアタックを意識。
- 練習して歌詞に自信を持つこと。スタジオで迷わなくて済む。
音量(ゲイン)設定
- ゲインは高すぎても低すぎてもNG。小さすぎるとノイズ、大きすぎると音が歪む。録りながら調整。
録った後(ポストプロダクション)
- EQ・コンプを使うとさらに完成度UP。録音したままでもラップらしさ出せるけど、編集するとよりカッコよくなる。
まとめると、ダイナミックマイクでも部屋を整え、マイクのセッティングを意識しながら録れば、ラップらしい存在感のある録音ができる。何度か試して、自分のラップとマイクのベストな距離を探すといい。
著者について

Genx
1982年生まれ、日本人のビートメイカー・音楽プロデューサー。実験的なヒップホップビートを制作。国際的な環境で育ったため英語が話せる。趣味は筋トレ、アートワーク制作、ウェブサイトカスタマイズ、Web3。韓国が大好き。
ウェブサイト:genxrecords.xyz