購入したビートにフェードインやフェードアウトが入っていた場合の対処法

ラッパーとして購入したビートに「フェードイン」や「フェードアウト」が最初から入っている場合、以下のような対応が考えられる。
1. DAW(音楽編集ソフト)で編集する
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フェードインやフェードアウト部分をカットしたり、必要に応じて音量を調整することで、ラップしやすい形に編集できる。
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具体的には、ビートのオーディオファイルをDAWに取り込み、不要なフェード部分をトリミング(切り取り)する。
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もしフェード部分以外に影響が出てしまう場合は、クロスフェードやボリュームエンベロープなどの機能を使って自然なつなぎ目を作ることができる。
2. ビートメーカーに連絡する
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購入したビートに意図しないフェードが入っていた場合、ビートメイカーに「フェードなしのバージョン」を提供してもらえないか相談するのも有効。
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商用利用やリリースを考えている場合は、できるだけオリジナルのフル尺(フェードなし)データを入手するのが理想。
3. フェードを活かすアレンジも可能
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あえてフェードイン・フェードアウトを活かして、曲の構成や雰囲気作りに利用する方法もある。
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イントロやアウトロとして使ったり、ライブパフォーマンス用にアレンジするのも一つの手だ。
4. 注意点
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フェード部分を無理に音量アップするとノイズや音質劣化が目立つことがあるため、編集時は注意が必要。
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編集後は全体のバランスやつなぎ目の不自然さがないか、必ずチェックしよう。
まとめ
基本的にはDAWで編集して不要なフェード部分をカットするのが一般的な対応。もし編集が難しい場合や音質にこだわりたい場合は、ビートメイカーに相談しよう。フェードを活かすアレンジも一つの選択肢だ。
著者について

Genx
1982年生まれ、日本人のビートメイカー・音楽プロデューサー。実験的なヒップホップビートを制作。国際的な環境で育ったため英語が話せる。趣味は筋トレ、アートワーク制作、ウェブサイトカスタマイズ、Web3。韓国が大好き。
ウェブサイト:genxrecords.xyz