ボーカルが埋もれるときの対処法

目次
ビートがボーカルの邪魔になる時は、まずビートの音量を下げるのが基本。 それでもボーカルが埋もれる場合は、ビートメーカーからステム(各楽器ごとの音源データ)をもらって、個別に調整する。こうすることで、ドラムやベースなどのトラックを細かくミックスできる。
音量バランスを調整
音量は-2dbや-4dbずつ下げてみると、ちょうどよくなりやすい。 全体が0dbを超えないように気をつける。ボーカルが前に出るまで、ビートを段階的に下げる。
ステムで細かくコントロール
ステムを使えば、ドラム・ベース・ギター・シンセなど細かい部分を調整できる。これでボーカルに被らないようにできる。 例えばドラムだけ下げたい場合や、パッド音を弱めたい時も自在。
その他テクニック
ビートのハイを少し削る、EQでボーカル帯域(1kHz〜4kHz付近)を強めにするなども有効。 コンプレッサーでボーカルの存在感を強調する方法もある。
結局は色々試して、ベストなバランスを探すしかない。
著者について

Genx
1982年生まれ、日本人のビートメイカー・音楽プロデューサー。実験的なヒップホップビートを制作。国際的な環境で育ったため英語が話せる。趣味は筋トレ、アートワーク制作、ウェブサイトカスタマイズ、Web3。韓国が大好き。
ウェブサイト:genxrecords.xyz