仮想通貨取引所の知識

海外のビットコイン取引所を日本から賢く利用する方法

海外のビットコイン取引所は日本のビットコイン取引所よりも出来高があるので、リクイディティ流動性)も高く、日本の取引所よりも圧倒的に取引がしやすいといった特徴があります。

しかし、

日本から海外のビットコイン取引所を利用するにはFiat(JPYやUSDなどの法定通貨のこと)を国際送金する必要があるので、取引を始めるまでのハードルが高いといった難点があります。

ビットコインで入金して取引するパターンならすぐに始めることができる

Fiatを海外送金するのは時間がかかったり、手続きが面倒で色々と大変ですが、実はビットコインを取引所に送付して取引を始めるということも可能です。

このやり方であれば、海外のビットコイン取引所であってもすぐに利用することができます。ビットコインの入金なら銀行を利用する必要はありませんので、入金までに何日も待つ必要がないのです。ビットコインであれば、1時間もあれば入金の確認が完了します。

海外のビットコイン取引所にアカウントを作っておき、ビットコインで入金してしまえば、その日のうちに取引を始めることができるということです。

方法その1: ビットコインをFiatに一旦替えてから信用取引を始める

ビットコインを取引所に入金したあと、現物ビットコインを売却すれば、アカウントの残高はFiat建てになります。

その後、信用取引ウォレットに資金を移せば、普通にロング、またはショートポジションを取ることができるようになります。

このとき重要になるのは、最初のビットコインをいくらで売ったのか、それと売ったときのUSDJPYの為替レートを覚えておくことです。

Fiat(JPY)を入金するのが大変であるように、Fiatを出金するのも大変なので、このやり方で取引を始めた場合、いずれ出金するときも一旦ビットコインに戻してから出金することを考慮する必要があるので、為替レートの変動があなたにとって不利にならないように出金のタイミングをコントロールしてあげる必要があるからです。

せっかく利益を出しても、円建てに戻す過程で損失が出るのなら非常にもったいないですからね。

方法その2: ビットコインを増やす目的で現物取引を始める

この方法ではビットコイン資金を最終的に円建てに戻すことを前提に考えるのはやめビットコイン資産をひたすら増やそうとする方法です。

相場に対する考え方が正反対になるので、頭の中でチャートを上下逆さまにしなくてはなりません。

ビットコインを増やすのが主目的ですから、ビットコインを安く買って高く売るのではなく、ビットコインを高く売って安く買い戻すのがビットコインを増やす基本です。

この方法をFXで例えれば、USDJPYの相場でUSDを増やそうとするのと同じですね。

方法その3: ビットコインを証拠金として信用取引を始める

Bitfinex、またはQuoineなどの取引所であれば、資金を一旦Fiatに替えることなく、ビットコイン資産をそのままコラテラル(証拠金)に見なして信用取引を行うことが可能です。

(Bitfinexでビットコインコラテラルにした場合、損失が出たときにはビットコインの残高が減少し、利益が出たときにはFiatの残高が増加します。Quoineでビットコインコラテラルにした場合、損失も利益のいずれも精算はビットコイン建てになります。)

この方法には難点があります。

それは、ビットコインを証拠金としてビットコインの「ロングポジションを持ってしまうと、リスクもリワードも2倍になってしまうことが挙げられます。

どういうことかというと、ビットコインの価格が上がれば、現物の価値が上がると同時にポジションの未実現の利益が膨らみ、ビットコインの価格が下がれば、現物の価値が下がると同時にポジションの未実現の損失が膨らむので、それだけコラテラルの変動が早くなってしまうのです。

リスクが2倍になるということはそれだけマージンコールが発動してしまう可能性が早まるということでもあるので、注意する必要があります。

また、ビットコインを証拠金としてビットコインの「ショートポジションを持つときは、つなぎ売りをしていることと同じになるので、これもある意味注意が必要です。

どういうことかというと、ビットコインの価格が下がれば、現物の価値は下がると同時にポジションの未実現の利益が膨らみ、ビットコインの価格が上がれば、現物の価値が上がると同時にポジションの未実現の損失が膨らむので、ビットコイン価格の変動の影響を受けなくなってしまいます。

つまり、ビットコインの価格が下落しているときにはその恩恵を受けることができますが、ビットコインの価格の上昇時にも利益が出なくなってしまうということです。

ショートポジションロングポジションのようなリスクはありませんが、今度は両建てを外すタイミングが重要になってきます。

まとめ

どの方法も考え方に癖があるので、あなたにとって一番やりやすい方法を選ぶようにしましょう。

初心者の方にとっては方法1が最も無難だと私は思います。

もしどの方法もピンと来ないと思うのなら、海外のビットコイン取引所を利用するのは諦め、BTCJPYの相場から離れないようにした方が良いでしょう。