上手いトレーダーになるための心構え

上手いトレーダーを目指そう

「あなたはなぜトレードをするのですか?」と聞かれたときに「利益を出すため」と答えた場合、それは間違っていませんし、まっとうな答えだと思います。

しかし、

トレードの本質は「正しい選択を続けること」で、「お金を稼ぐこと」はあくまでも正しい選択を続けたことで得られる「結果」であるということを忘れてはなりません。

間違えた道を通ったら、間違いを認めて戻ることも正しい選択をするうちのひとつであり、トレードは正しい選択をひたすら続けることで報酬を得ることができる職業だと理解する必要があるのです。

お金にこだわるのではなく、上手になろう

多くの人は短期的に利益を出すことにこだわりすぎて、正しい選択をし続けるというトレードの本質を忘れてしまっていて、損を出したくないという縮こまったトレードをしてしまいます。

しかし、トレードは商売と同じなので、ロスが出ないように縮こまった商売をするんじゃなくて、あえてロスを出してもかまわないと考えないと逆に損をしてしまうようにできています。

これはスポーツで考えると分かりやすいと思います。プロ野球選手が年俸をあげるにはどうすれば良いかと言えば、たったひとつの方法しかありません。それは努力して野球が上手くなって、成績をあげるという方法だけです。

逆に、成績をあげずにどうやって年俸を増やせるかを考えても時間の無駄なわけです。

縮こまって失敗しないプレイに徹するのではなく、失敗しても立ち上がり、より多くの良いプレイを積み重ねていかなくてはいけないわけです。

ピッチャーならより多くのバッターを封じること、バッターならピッチャーからより多くのヒットを打つことです。

そう考えるとピッチャーの調子がいいときはバッターの年俸が下がりますし、バッターの調子がいいときはピッチャーの年俸が下がりますから、お互いに競争をしているわけです。まるで相場で株価が上がったり下がったりするのと同じですね。

プロスポーツの世界ではこのような過酷な競争の海の中で勝ち続けていかなくては年俸をあげることはできません。

トレーダーも同じ考えをしなくてはいけません。利益にだけこだわっても勝手に年俸が上がるわけではないのです。利益をあげるには努力をしてトレードが上手くならないといけないのです。

トレーダーとして上手くなるには正しい選択を続けていくための心の熟練度が必要になります。

例えば、間違えた相手と結婚したと心から思ったのならダラダラ情で付き合うのではなくきっぱり別れる、この会社にいてもいても全く意味ないなと思ったらダラダラ惰性で在籍しているのではなくさっさと転職する、投資目的で不動産を買ったけど価値がどんどん目減りしているのなら損がさらに膨らむ前に潔く売り払う、などと短期的には大変だけれど長期的には良い結果になるであろう決断を重ねていく必要があります。

このような決断を量産していくうちに、人はトレーダーとして覚醒していくわけです。

まとめ

トレーダーはパソコン画面の中のチャートを見ながらスキルアップを目指すものではなく、人生における全ての決断をより良くしていくことでスキルアップを目指していくものなのです。

ですから、良いトレーダーというのはチャートが上がるか下がるかを当てるスキルに長けている人というより、自分にとって何が良いかをよく理解している人なのです。

もちろん人間である限り間違いを犯すこともあります。でも良いトレーダーは判断を間違えたのならそれを放置するのではなく自分で何とかします。痛みが伴っても長期的スパンで自分にとって何が大切かを見極めるビジョン(方向性)が備わっているので、損を躊躇なく切れるのです。

このように、ビジョンをクリアにするには部屋の片付けが手段として有効です。なぜなら、片付けをするときは本当の自分と強制的に向き合うことになるからです。

片付けについてはミニマルな環境を整えて結果を最大化させるでも詳しくお話しているので、そちらを参考にしてください。

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