仮想通貨トレーディングのテクニック

バスケットトレードで稼ぐための考え方

バスケットトレード(バスケット取引)というトレード手法があります。バスケットトレードとは複数の銘柄を同時に買って、それらを一つのカゴの中に入れ、ひとくくりにして(または複数の束にして)売買する方法です。

バスケットトレードは主に機関投資家がポートフォリオを組み立てたいときや大幅に入れ替えたいときに、複数の銘柄をまとめて売買する手法なので、多くの場合は大口取引です。一度に大量に取引することが多いので、取引所の取引時間外に行われたりします。

機関投資家のバスケットトレードの取引量を個人で真似するのは難しいですが、バスケットトレードの考え方を応用して、あなたのトレード手法に取り入れることはできます。

では、今回は個人がどのようにバスケットトレードの考え方をあなたのトレード手法に取り入れられるかを解説していきます。

個人のためのバスケットトレードとは

まずは勢いのある銘柄を複数探し出します。

その中から特に強いと思う銘柄を複数同時に買います。

ポートフォリオができあがったら、それぞれの銘柄を頭の中で一つのバスケットの中に入れてしまいます。

例を挙げますが、$10000の予算でポートフォリオを組み立てたとします。ポートフォリオには4〜10くらいの銘柄が入っていて、基本的にはスイングトレードとして「数週間、数ヶ月」単位の時間枠で考えるようにします。

バスケットを保有してからは、それぞれの銘柄のパフォーマンスを見て一喜一憂するのではなく、バスケット全体の評価額がどうなっているかを見るようにします。

つまり、バスケットの評価額が$10500になっているのか、$9500になっているのか、そういう目線で見るようにします。

バスケットの評価額が$10500になっていたらその調子で頑張ってもらう、$12000になっていたら利益確定を徐々に狙っていく、$9500になっていたら、全体の足を引っ張っているパフォーマンスの悪い銘柄だけを迷わずに売却していくようにします。(これはあくまでも例です。アクションする価格は自分で考えましょう。)

売却して現金化した資金は何かのために現金として取っておくか、いまバスケットの中にあるパフォーマンスの良い銘柄を買い増すか、まだバスケットに入っていないけれど新たに強いと思った銘柄を買うようにします。

このようにして個別銘柄のパフォーマンスに頼らずに全体で管理するようにするのが個人でもできるバスケットトレードです。

個人バスケットトレードのメリット

個人バスケットトレードのメリットは何と言っても損切りをするときに感情的になりにくいことが挙げられます。

個別の銘柄を見るのではなく複数の銘柄の中からパフォーマンスが悪い銘柄だけを切っていくので、あまり気持ち的に執着することなくポートフォリオのリバランス(投資配分の比率を調整すること)を行うことができます。コンセプトとしては合わせ切りとよく似ていると思いますし、損切りが苦手な人でも実践しやすいというのが最大のメリットです。

損切りができるようになるだけで、ポートフォリオを自由に組み替えられるようになるので、人によってはトレードのパフォーマンスが著しく上がることも考えられます。

個人バスケットトレードのデメリット

バスケットトレードのデメリットは、資金を複数の銘柄に分散していることから、一つの強い銘柄に集中投資するより損失のリスクは低いかも知れませんが、その分得られる利益も少ないと言えます。

また、相関性の高い銘柄をたくさん同じカゴに間違えて入れてしまうと、同時に複数の銘柄が評価損を出してしまうこともあり得るということです。そうなったら悲劇なので、一刻も早くポートフォリオの再構築が求められます。

また、ポートフォリオを組み立てるときに、何の銘柄を何のためにバスケットに入れるのか、自分でも説明できないくらいだったら、個人バスケットトレードはやらない方が良いです。「この銘柄は強い。なぜなら...」と買いの理由を自分で説明できる銘柄を自分で選択することが何よりも大切だからです。

自分が何やっているか分からないくらいだったら株価指数の先物に投資した方がまだマシです。なぜなら、日経平均やS&P500などの株価指数はそもそも個々の企業の株価を一定の計算方法で総合し数値化したものなので、複数の企業の平均値として株式相場全体のパフォーマンス状況を示しているので、自動的に分散投資をしているようなものだからです。

まとめ

いかがでしたか?

全体の評価額を見て、アクションを決めるトレード手法、「個人バスケットトレード」はあなたの考え方に合いましたか?

トレード手法というものはあなたの信念と合致しない限りどうがんばっても上手く取り入れられないものですから、この手法はあなたの信念に合うか合わないか深く自己分析をして、自分の性格に合いそうなら試してみても良いでしょう。

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