安値をつけている銘柄を見るとついつい買い増したくなってしまいます。
しかし、ここで資金の全てを投入してしまうと、さらに価格が下がったときに買い増すことができなくなり、最終的には塩漬けにして価格が戻るまで待つしかなくなります。
そういう事態にならないためにも資金は常に余力を残しておいた方が良いです。全資金を8とすると、5(62.5%)を投入し、3(37.5%)をリザーブしておきます。これだとあまりにも非効率だと思う方は全資金を10として、7(70%)を投入し、3(30%)をリザーブしておいても良いと思います。こうしておくことで暴落に備えることが可能になります。
暴落時には買い注文が極端に減ります。このときに買うことができたら、通常時にはありえないバーゲン価格で購入することが可能になります。
多くの機関投資家は1年毎に成果をあげないといけないことから、「ポジションを取らずに待つ」という行為をするのが難しいのです。しかし、1年毎に成果をあげる必要がない個人投資家は、長期的思考に基づいて投資をすることができるわけですから、暴落時に備えて資金を現金として温存しておくという戦略をとることができます。これはあなたにとって物凄いアドバンテージがあると言えるでしょう。
現金として持っているとリターンを生むことはできませんが、何かが起きたときに対応することが可能になります。サッカーのゴール・キーパーがゴールの真ん中に立てば、左にも右にもすぐに飛びつくことができるようなものです。逆にゴール・キーパーがゴールの片方に偏ってゴールを守っていたら、反対側に蹴り込まれたら対応できないのと同じです。

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