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BinanceのUSDTマージンとCoinマージンの先物についての概要

Binanceでは先物取引ができます。

英語ではfutures tradingと言います。

で、このfutures tradingなんですが、

USDTマージンで行うものとCoinマージンで行うものの2種類があります。

今日は、このUSDTマージンのものとCoinマージンで行うものの違いについて解説していきますね。

USDTマージン先物のスペック

例えばですけど、BTC/USDT先物を取引する場合、USDT建てで決済されます。 USDTマージンの先物商品は全てこれです。

また、USDTマージンの先物には限月がありません。永久先物となります。

各先物契約の契約単位ですが、基本資産の数量そのものを指定します。

例えば、BTC/USDT、ETH/USDT、BCH/USDT先物契約は、スポット市場と同様に、それぞれの基本資産の1単位を表します。

レバレッジ1倍でBTC/USDT先物で1契約を買うにはそので1BTCを購入する費用が掛かります。レバレッジ20倍でBTC/USDT先物で1契約買うには、その20分の1の費用が掛かります。

例えばBTCが$10000の場合、BTC/USDT先物で1契約を買うには$10000かかり、レバレッジ20倍でBTC/USDT先物で1契約買うには、$500かかります。

USDTマージン先物の証拠金計算

ロングの場合

BTC/USDT先物をロングし、予想が合っていた場合、決済したときにUSDTの証拠金が増加します。

BTC/USDT先物をロングし、予想が外れていた場合、決済したときにUSDTの証拠金が減少します。

何の変哲もない、普通の計算方法です。

ショートの場合

BTC/USDT先物をショートし、予想が合っていた場合、決済したときにUSDTの証拠金が増加します。

BTC/USDT先物をショートし、予想が外れていた場合、決済したときにUSDTの証拠金が減少します。

こちらも何の変哲もない、普通の計算方法です。

Coinマージン先物のスペック

では、BTCUSDのCoin建てfuturesを取引するとき、計算方法はどうなるのか、見ていきましょう。

BinanceのCOINマージンコントラクトは、ベースとなる通貨で建てで決済されます。

例えば、BTCUSD Quarterly 1225でポジションをオープンするには、BTCを証拠金として供給することになります。

したがって、BTCをテザー(USDT)などに変換する必要はなく、BTCがそのまま担保となります。

コントラクトマルティプライヤーというものがあって、BTC系のコントラクトでは1契約は100USDを示します。その他の暗号資産では1契約は10ドルです。

つまり、BTCUSD Quarterly 1225で1000ドル分のBTCを買うには10コントラクト買うことで可能です。

またETHUSD Quarterly 1225で1000ドル分のETHを買うには100コントラクトを買うことで可能です。

また、先物取引の限月ですが、四半期、二四半期、永続の3種類があります。

Coinマージン先物の証拠金計算

ロングの場合

BTCを証拠金としてBTCの「ロング」ポジションを持つと、BTCの価格が上がった時に、現物BTCの価値が上がる(預けた担保の価値が上がる)とともに、先物契約での利益が上乗せされます。

逆にBTCの価格が下がれば、現物BTCの価値が下がると同時に先物契約での保有ポジションの損失が膨らみます。

したがって、現物BTCの価値変動と保有ポジションの損益計算が同じ方向に向いているので、価格が上がる時は良いけれど、価格が下がる時は担保の価値自体が削られていき、保有している先物のロングポジションの損失を合わせたら、強制決済される可能性が高まっていきます。

このように、BTCを担保にロングすると、レバレッジをかけていなくても(レバレッジ1倍でも)勝手にレバレッジが効いてしまうという特徴があります。

また、大切なこととしては、BTCを担保にしてBTC/USD先物契約に入ると、ノンリニアの性質があります。

BTC/USDの先物契約をBTC建てでロングする場合、米ドルをショートするということでもあり、対ドルで見た時にBTCの価値が上がるほど、保有しているBTCのポジションの価値が低くなり、リニアな利益が出ないという特徴があります。

ショートの場合

BTCを証拠金としてビットコインの「ショート」ポジションを持つと、自動的につなぎ売りの効果が発揮されます。(これはレバレッジ1倍でのお話です)

どういう意味かというと、BTCの価格が下がれば、現物BTCの価値は下がると同時に保有しているショートポジションの利益が膨らみます。

逆に、BTCの価格が上がれば、現物BTCの価値が上がると同時に保有ポジションの未実現の損失が膨らみます。

つまり、BTC価格が上がったとしても下がったとしても、利益も損失も出なくなってしまうのです。

よく考えてみれば、現物と保有ポジションが逆方向に向かっているので損益が相殺されてしまうのは当然ですね。

つまり、CoinマージンBTC先物を使えば、BTCの下落局面では現物のBTCを手放さずに、BTC価格の下落による損失からヘッジができるのです。

でも、その代わり、BTCの価格の上昇時にも利益が出なくなってしまうので、現物BTCを保有していても、ポジションの損失が膨らむため、価値が上がることがなくなってしまいます。

だからヘッジに最適と言えます。

レバレッジをかけた場合、この限りではありません。

結論

理想論だけを話せば、強氣市場ではCOINマージン先物でロングポジションを取ることで利益を最大化することができ、

逆に、弱氣市場では、USDTマージン先物でショートにすると、利益を得ることができます。

ただ、いつもいつも利益を追うことが全てではありませんし、資産を減らさないようにして生き残るという考え方も大切ですから、弱氣市場ではCoinマージン先物でショートしてヘッジするか、

そもそも弱氣相場ではUSDTのようなステーブルコインに変えて何にもしないという方法も選択肢として存在することを覚えておきましょう。

Genx

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