仮想通貨ウォレットの知識

Hierarchical Deterministic (HD)ウォレットで脳内にビットコインを保管する

ビットコインウォレットにはたくさんの種類があります。その中でも今回はHierarchical Deterministic (HD)ウォレットという特殊なクライアント型のウォレットを取り上げます。

そもそもビットコインは256桁の0と1の組み合わせで出来ています。たとえば、下記のような感じになっています。

hierarchical_deterministic_wallet_seed_01

この256桁を記憶しておけば、最悪クライアントをなくしても、残高をまるまる種(Seed)から復活させることができます。しかし、普通の人間では256桁の組み合わせを完璧に記憶しておくことは難しいです。

そこでHierarchical Deterministic (HD)ウォレットの出番になります。Hierarchical Deterministic (HD)ウォレットでは新規ウォレットを作成するときに12個の単語を紙などのオフラインの媒体に書き留めるように言われます。なぜなら、この12個の単語から256桁の数字の組み合わせを再現することができるからです。

たとえば、Hierarchical Deterministic (HD)ウォレットの作成時に下記のように12個の単語が生成されるので、そこをオフラインの媒体に書き留めておくのです。

hierarchical_deterministic_wallet_seed_02

つまり、この12個の単語を紙などのオフラインの媒体で取っておけば、最悪クライアントをなくしても、ビットコイン残高を完全に復活させることができるのです。

この単語を紙の媒体ではなく、あなたの頭の中に記録しておけば、ビットコインを脳内に保存することができます。これをブレインウォレット(脳内財布)と言います。そうすれば、誰もあなたからビットコインを取り上げることができなくなります。

こんなご時世ですから、何かがあったときのために、ブレインウォレットをいまから一つは作っておいた方が良いかも知れません。