ビットコインの仕組み

ビットコインでの決済はチャージバック不可である

私が商品を販売するときにPayPalを使いたくない理由の一つに割高な手数料が挙げられますが、それよりも大きな理由があります。

それは購入者によるチャージバック(組戻し)の悪用の被害に遭う可能性があるということです。私は実際に悪質なチャージバックを経験したことがあります。

PayPalでグッズを販売していたら悪質なチャージバックを起こされた

私はデシタルな商品(ソフトウェア・ライセンス)をeBayで販売したときに、購入者にチャージバックを起こされました。

PayPalは購入者が圧倒的に有利とされているサービスなので、チャージバックを起こされた時点で私のPayPal残高から取引金額分プラス手数料が勝手に引かれ、差し押さえられてしまったのです。

PayPalにより取引金額分が差し引かれたときに、私のPayPal残高はマイナスになってしまったので、PayPalからクレジットカードによる残高調整の催告が連日来たのです。本当に勝手な話だと思います。

仕方なくクレジットカードで残高をゼロに調整しましたが、全く納得がいきませんでした。

デシタルグッズの場合はseller protection(売り手保護プログラム)が適用されないということでしたのでかなり厳しい状況に立たされました。

一番の問題は、購入者が取引が終了して数ヶ月経った後になって、クレジットカード会社に対してチャージバックを起こしたことでした。購入者は確信犯であり、かなり慣れているようでした。

取引はとっくの昔に終了しているにも関わらず、購入者があとになってからチャージバックを起こしたため、こちらが忘れた頃に突然災難がやってきたのです。

ライセンスキーはもう相手に渡してしまったので、販売したソフトウェアは戻ってこなく、お金だけ取り上げられると言った状況にいきなり放り込ました。

こちらもPayPalに対して異議を申したてると、PayPalはクレジットカード会社と協議を行うと回答が来ました。協議は数週間以上かかると言われましたが、結局何ヶ月経っても音沙汰ありませんでした。

私だけに限らず、大抵は販売者が負けて泣き寝入りすることになってしまうことが多発しているようです。

このようなことから、購入者が確信犯であっても、購入者を優先的に守る体制が敷かれている限り、PayPalは販売者にとってはとても不利なサービスなのです。

ビットコインならチャージバックの問題は解決する

こういうとき、取引相手とビットコイン決済が可能ならばこのような状況に陥ることはありませんでした。

なぜなら、ビットコインの場合は一度決済が完了したらチャージバックはシステム的に不可能だからです。

ビットコインを使えば、今後は理不尽のチャージバック地獄に対して泣き寝入りする必要がなくなります。

もちろん、今度は購入者が守られなくなりますから、今後はエスクローサービス(第三者やシステムによる仲介)が広まっていくことでしょう。

例えばカウンターパーティというビットコインブロックチェーン上に作られているP2Pプラットフォームを使えば、ビットコインネットワークをいながらして、エスクローサービスを利用することができます。

ついに購入者・販売者とともに相手を信用することなく信用すること(trustless trust)ができる時代がやってきました。

PayPalなどの従来型のシステムは今後悪質なチャージバックをなくさない限り、追いつくことはできないでしょう。

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