バブルとは簡単に言うと物や株の価格が高騰する現象のことを指します。
オークションのようにどんどん値段が釣りあがっていくのが特徴です。また、価格の低迷時は売買高が低下しますが、価格の高騰時には売買高は多くなる傾向があります。
価格が高騰しているときに売買高が高くなるという現象はそもそも価格のトレンドに合わせた形で売買する人が現れるからです。これらの人は高いものをさらに高く売ってやろうと、短期戦で市場に参加するので投機の側面がとても高いです。
雪だるまを転がすと大きくなるように、人が人を呼び、価格が信じられないくらいに上がっていきます。この時点でその物の本来の価値より割高になっていると言って良いでしょう。しかし、こんなに価格が上昇しているのにまだ買いたいという人が現れます。このような信じられない価格でも買うのは初心者であり、彼らが参入したときに価格はピークを迎えます。
最後に買った人が次の誰かに売ろうとしたとき、買い手が全くいないことに気づきます。これがバブルの崩壊の始まりです。儲けてやろうと大金を出してポジションに入ったのは良いけれど、売れないからパニックになって買った値段より安く売り払ってしまう。これが最初のパニック売りです。最後から二番目に買った人も「やばい、やばい」となりパニック売りに続きます。するとパニック売りのドミノ倒しが起きます。暴落です。安かろうが関係なく売られ、値段はみるみるうちに下がっていきます。
ここで価格があまりにも下がりすぎて割安になったら、「こんなに安いなら買っても良いか」と買い手が積極的に買う姿勢を示します。これが暴落の終焉です。買い手がつくことにより価格が持ち直してくるので、買い手がさらに現れ、価格が再度上昇していきます。ここからまたバブルのサイクルがまた始まります。
このようなことから、バブルとバブルがはじけるサイクルは市場に遅れて入ってくる初心者が引き起こしていることが分かります。不当なまでに上がった価格なのになぜかノリで買ってしまう、でも暴落が始まったから怖くなって買値より安くても良いから売ってしまう。このような非効率な行動に出てしまうのは、お金を簡単に稼ごうと安易な考えで飛び混んでくるからです。
このことを知っている人達は価格が安いときに買っておき、オークション状態が起きるまで待機し、価格が徐々に上がっていき、初心者が入ってきたら、その時点で売り抜けて利益を確定してしまいます。
このようなことから、バブルは人間が「一夜にして簡単に億万長者になりたい」と考える限り(業界に関係なく)起きる現象であると言えます。金融市場だと分かりやすいだけで、結局は至るところでバブルは起きています。また、多くの人間は学ばないので、歴史は繰り返してしまいます。これがお金持ちがさらにお金持ちになり、貧乏人はさらに貧乏人になっていく仕組みの一つです。