アルトコインの知識

Steemは優良記事を投稿して報酬がもらえるブロックチェーンベースのソーシャルメディア

Steemは優良コンテンツを投稿することで報酬を得ることができる、ブロックチェーンベースのソーシャルメディア・プラットフォームです。

Steemのサイトはsteem.ioですが、Steemのアプリケーションの一つとしてメイン稼働しているコミュニティサイトはsteemit.comとなります。

Steemit.comでは、クリエイターがプラットフォームに対して優良な記事を投稿し、他のユーザーからUpvote(いいね)を多く得られれば得られるほど報酬がもらえる仕組みになっています。ただし、誰からUpvoteをもらっても報酬がもらえるというわけではありません。

Steem内で扱える資産には3つの形態があり、SteemSteem Power、それとSteem Dollarがあります。SteemSteemit.comのサイト上、サイト外に動かすことができる、流動性のある形式の資産で、BitSharesなどの取引所に持ち出して売買することができます。Steem Powerは定期預金状態のSteem、つまりすぐには引き出せないSteemの形式の資産であり、引き出しの申請をしてから全部引き出せるまでには大変時間がかかります。Steem Dollarは安定した価値の仮想通貨ということで、1 Steem Dollarの価値は「1米ドル相当のSteem」とした形式であり、Steemと同じく流動性のある形式となります。

ブロックチェーンはキュレーターとクリエイターに対して「50% Steem Power」「50% Steem Dollars」という形式で払い出します。Steem Powerを多く持つ人ほどキュレーションの影響力が上がり、「本当にいいね!と思える記事にだけ早期に票を入れる」ことで目利きが良いキュレーターとして報酬がより多くもらえ、記事投稿者は「本当にみんなにいいね!って言ってもらえる素晴らしい記事だけをちゃんと書く」ことで世界に貢献したクリエイターとして報酬がより多くもらえるという仕組みなのです。

逆からいうと、キュレーターからすると、質の悪いコンテンツにいいねをしても無駄撃ちすることになり、自分の得にはならないのでやりませんし、クリエイターも質が悪いコンテンツを投稿しても報酬がもらえないので、お互いに対して自浄作用が働くというか、結果的に良いコンテンツにだけ票が集まりやすくなるということなのです。

この仕組みの裏側を解説すると、「優良コンテンツが一箇所にプールすれば、これらのコンテンツが時間が経つ毎にGoogleやSNSで拾われていき、サイト訪問者が増えていき、サイトの価値がRedditのように自然に高まっていくでしょう」というプランで行われているのです。サイトの価値が高まれば、サイトにマネタイズの仕組みをいくらでも組み込んでいくことができるので、そのような状態を作るべく「自動的に優良コンテンツが膨らんでいく巨大サイト」を目指してサイトが開発されたというわけです。

さらに、Steemitでは一度書き込んだ内容を削除することはできないという特徴を持っています。厳密に言うと、書き込んだ後に内容を編集することはできますが、編集履歴を削除することはできないので、最初に書いた内容は必ずブロックチェーン上に残り、誰でも見ることができます。つまり、ブロックチェーンの力を使って特定の人間による検閲ができないようになっているのがsteemitの強みです。記事の内容を完全には消せないという力はこの地球上に有用な価値をもたらすと言えるでしょう。

また、Steemブロックチェーンを開発した「Dan Larimer」は当サイトでもよく取り上げているBitSharesのプラットフォームを開発した人でもあります。したがって、SteemBitSharesの連携は時間が経つ毎に強くなっていくと言えるでしょう。

Steemの購入方法はこちらで解説しています

-アルトコインの知識
-