貨幣制度を理解する

お金を稼ぐことの本質

人は一人では生きていけません。

農産物を作る人、海で魚を捕る人、物をトラックに乗せて運ぶ人、スーパーマーケットで商品を売る人、服を作る人、家を建てる人、自動車を作る人、電力を供給する人、など色々な人が世の中にはいます。

それぞれの人は自分のスキルを活かして専門分野に専念し、一つの大きな社会を作りあげています。

このようなインフラはとてもじゃないですが、自分一人で作り上げることはできません。

世界は分業することで回っている

それぞれの人は得意な分野に特化した方が世界が効率的に回るのです。

しかし、分業することで世界を効率的に維持できるとは言えど、農産物を作る人も服は必要ですし、家を建てる人も農産物を食べることは欠かせません。

ですから、お互いに価値を交換しあって生きていかないといけないわけです。

昔はバーター(物々交換)が基本でしたが、それだと直接取引ができない人達が現れてしまうのが問題になりました。

たとえば、車を作る人がトマトが欲しいとなったときに、車が欲しい農産業者を探さなくてはなりません。

しかも、取引相手はまともな交換比率で交換に応じてくれる人でなくてはいけません。まさか車1台とトマト3つだと割りに合わないので、もっと多くもらわなくてはなりません。

だからといって、車1台とトマト10000個を交換するわけにもいきません。

そもそもトマトを10000個なんてもらっても食べきる前に腐ってしまいますし、車の生産者も「別にトマト10000個はさすがにいらないな。3個で良いから欲しいんだよ」と感じているわけです。

それを解決するためにお金が生まれました。お金という中間の媒体を作ることで物の価値を数値化することができるようになりました。

そうすると、車の生産者は車が欲しい人に車を100万円で売って、そのお金のうち400円を使ってトマトを3個だけ買うということができるのです。

このとき、車が欲しい人とは「物をトラックに乗せて運ぶ人」だったかもしれません。

いずれにせよ、お金の「物の価値を数値化する」という機能のおかげで直接取引できない人たちの間で取引が可能になりました。

お金の本質は価値の交換

ここで重要なのはお金という中間の媒体を介すとは言え、物々交換の基本は変わらないということです。

なぜなら、「車の生産者」は「物をトラックに乗せて運ぶ人」に車という価値を提供したことで対価をもらい、そのパワーを使って「農産物を作る人」からトマトという価値を買ったからです。

簡単に言えば、価値が「物をトラックに乗せて運ぶ人」から「車の生産者」に移動し、そこから「農産物を作る人」に移動したわけです。

もちろん、この流れを始めた「物をトラックに乗せて運ぶ人」は買った車を使って物流という業務を専念し、他の人に価値を提供していくので、別のところで価値の移動がまた発生します。

この流れの原動力は「価値の提供」であり、皆が欲しいものを手に入れることができたことによる「感謝」から来るのです。

まとめ

このようにお金は価値を提供し続ける人達の間で血液のように流れていきます。あなたもこの流れに乗るには自分から価値を提供し、感謝される人にならなければなりません。

ここにお金を稼ぐのを目的にしてはいけない理由があります。お金はあくまでも価値の交換の「手段」であり、「目的」ではありません。

そしてあなたの銀行に既にある預金残高はいままで社会に価値を提供した「結果」です。

預金残高が高ければ高いほど、あなたはいままで社会に多くの価値を提供したということになります。

100万円ある人は100万円分の社会貢献をした、1億円ある人は1億円分の社会貢献をしたということです。

あなたがお金を稼ぐべき理由は他人の力を借りながら、世界をより良いものにすると考えられるようにならなければなりません。これが真のお金持ちの思考です。

もちろん他人の力を借りるためにはあなたから世界に貢献をしないといけないので、全ての流れは自分からスタートさせる必要があるということになります。

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