自分像に関するビリーフの書き換え

人は上手くいかない道をわざと通っている場合がある

無意識レベルでは上手くいかないことだと分かっていたとしても、上手くいかないことにわざと飛び込んでしまう人がいます。

このタイプの人は、上手くいかない道を全てやり尽くして、あとは上手くいく道しか残されていないという状態にまで持っていって、最後の最後に上手くいく道を堂々と気持ち良く通りたいという消去法の考えをベースに人生の選択を無意識にしてしまっているわけです。

もちろん、この生き方に対して良いも悪いもありませんし、個々の自由です。むしろ本能レベルで言えば、上手くいかないことを経験するためにこの世に来たのかも知れませんし、それはそれでありだと思います。経験だけはあの世に持っていけますし、経験に勝るものはありませんからね。

ただ、一つ言えることは、どの順番でどの道を通るという決断をしたとしても、「あなたの無意識は上手くいく道を既に知っている」ということだけは覚えておいてください。どんなにつまづいて、出口が見えないと感じていたとしても、実は解決策は既にあなたの手の中にあるのです。

今「どこにそんな解決策があるっていうんだよ!」と言った人は、自分のサングラスを探そうとしても全然見つからなくて、実はサングラスを頭に乗せていたという人と同じレベルのことを言っています。自分の周波数を上げ、ちゃんと目を凝らせば、実はすぐ近くに答えがあったりするわけですから、今見えていることが全てでは無いことを知りましょう。

これから人生を良くしていくために、新しい本を読む必要もありません。新しい資格を取る必要もありません。何かスペシャルで大きなことをやらないといけないというビリーフ自体がまやかしなので全て取り払ってください。あなたはもう既に答えを持っています。答えは「あなたがごくごく簡単にできること」の中に眠っています。

ですから、「難しい道をわざと通ろうとしている」自分に意識的に気づきさえすれば、そこからは選択肢が生まれるようになります。「このまま難しい道を選択し続け、自分を洗練させていきたいんだ」という選択をすることもできるし、「いや、今日限りで上手くいっていないことはやめ、上手くいくことだけをやると決めました。」という選択をすることもできます。

いずれにしても意識的に気づきさえすれば、その事柄は惰性で身につけた癖ではなくなり、あなたにとって選択肢となるのです。

本人は無意識レベルにある事柄には気づいていませんから記憶が無意識レベルに留まっている限り現象が自動で再生され続けますが、意識レベルにまで持ってくれば、そこから決め直すことができるのです。

秘訣は無意識レベルで行なわれている次元のことを意識がいちいち観察し、全ての事柄を意識レベルにまで持ってきて、アセッスメントを行うことにあります。意識レベルにさえ持ってくれば、自分にとって望ましい次元を選択することができるようになるからです。これは続けて良いのか、これはやめるべきなのか、意識が気づき、意識が決め直す。決め直し続けることでビリーフを書き換えていくことができ、人生の方向性がみるみるうちに変わるようになります。

人間は新しく学んだ事柄を素早く無意識レベルにまで落とせる能力を持つことで、エネルギーを大量消費することなく、惰性で生きていけるようになりますが、今度は惰性で生き続けるようになると人生がリピート再生になります。同じ音楽を聴き続けたくないと思ったのなら、なぜ同じ曲がリピート再生しているのか、その原因を意識的に探し出さなきゃならなくなります。

大量の記憶の中から曲がリピート再生をしている原因を探し出し、一回限りの大掃除を行うのではなく、日頃から無意識レベルに落とした記憶を点検していくことで、大掃除を行わなくても済むようになります。くれぐれも記憶の放置はしないように。