仮想通貨トレーディングの基礎

マージンコール(Margin Call)とは何か

信用取引をするときは、あなたに支払い能力があることを証明するために、仮想通貨の取引所にコラテラル(委託保証金)を預け入れる必要があります。

コラテラルは取引所が定めた金額レベルを常に上回っていないと、取引所はあなたにポジションを持たせてくれません。

基本的にコラテラルの増減は実現損益と未実現損益の両方を使って計算されていきます。つまり、トレードの結果、損失が出た場合、あなたが預け入れたコラテラルが目減りしていきます。

そして、コラテラルが取引所が定めた金額レベルを下回ったら、「マージンコール」が発動します。

マージンコールは資金がレッドゾーンに達していることをあなたに知らせる目覚ましのようなもの

通常、先物やFXの世界ではマージンコールを行うのは証券会社です。証券会社はマージンコールに達したお客さんに対して「あなたのアカウントは当社が定めたレベルを下回っていますので、早急に追加証拠金(追証という)を振り込んで頂かないとこちらであなたのポジションを強制的に決済させて頂きます!」と顧客に連絡することから、追加証拠金の振込みを催促する行為をマージンコールと呼ばれています。

証券会社ならば振り込みをするまでの間、少しは待ってくれる場合があります。しかし、仮想通貨の世界では違います。

仮想通貨の世界では証券会社は存在しないので、マージンコールが発動した瞬間に、取引所はその場であなたのポジションを強制的に決済してしまいます。

つまり、仮想通貨信用取引していて、マージンコールが発動してしまったら、あなたの損失は含み損から確定損になってしまいます。

そのため、マージンコールは絶対に避けなければなりません。マージンコールが発動した時点ぢあなたの資金管理の方法、リスク管理の方法が間違っているということなのです。

マージンコールは資金がレッドゾーンに達していることをあなたに知らせる目覚ましのようなものだと言えるでしょう。

マージンコールを防ぐ方法

マージンコールに陥らないようにするには、まずコラテラルを余分に預けておくことが重要です。

また、あなたが許容できるリスクを超えたポジションは一切持たないことが重要です。総資金に合った取引数量を保つ、レバレッジは使わない、などの決めが必要です。

特にビットコインのような価格変動が激しい仮想通貨レバレッジをかけて取引していた場合、マージンコールなんて一瞬で発動するので、資金管理・リスク管理は徹底してください。

まとめ

仮想通貨の世界ではマージンコールマージンコールを呼ぶ連鎖に発展する可能性が高いのです。

トレーダーがマージンコールにヒットしたら、取引所はそのトレーダーのポジションを決済します。すると価格が変動します。その結果、別のトレーダーがマージンコールに引っ掛かり、取引所は別のトレーダーのポジションも決済してしまいます。

そのため、信用取引をするのなら、マージンコールが絶対に発動しないようなトレードをするようにしてください。それができないのなら、信用取引はやめて、現物取引に留めておいた方が賢明です。

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