アルトコインの知識

お金を燃やす?Proof of Burnとは何か

ビットコインのネットワーク上に作られたプラットフォームにCounterPartyというものがあります。

CounterParty上で使える仮想通貨、XCP、はProof of Burnという配布方法が採用されたことで有名です。

ではXCPを配布するときに開発陣が使ったProof of Burnとはどのような方法だったのかを解説していきます。

Burn: 既存のコインを燃やすことで配布を公平にした

コインを世にリリースする際に一番問題になるのはコインの配布方法です。

Proof of WorkProof of Stakeを採用するコインはどうしても初期ユーザーがより多くのコインを手に入れられる仕組みであるため、不公平であると言った声がしばしば挙がります。そこでCounterPartyの開発陣は考えた結果、Proof of Burnという配布方法を思いつきました。

それは、「XCPが欲しい人にはビットコインを燃やしてもらって、燃やす量が多ければ多いほど、受け取れるXCPの量を増やそう」というものでした。

ではXCPを手に入れるためには具体的にどのようにビットコインを燃やしたのでしょうか。

それは、XCPが欲しい人には開発陣が人工的に作った、1CounterpartyXXXXXXXXXXXXXXXUWLpVrというビットコインアドレスパブリックキー)にビットコインを送ってもらったという単純なものでした。

上記のビットコインアドレスは確かに存在しますが、このウォレット内のビットコインを使うためのプライベートキーは誰にも分からないため、このビットコインアドレスビットコインを送った瞬間に、開発陣を含め誰も取り出せなくなってしまうのです。(ビットコインアドレスプライベートキーの関係についてはビットコインウォレットの仕組みを参照してください。)

このビットコインアドレスに送られたビットコインは誰にも取り出せていないことはこのパブリックキーブロックチェーンを見れば誰にでも確認することができます。

これがビットコインが燃やされたということなのです。

こうして合計2124BTCが燃やされ、合計2646490XCPが世に配布されました。XCPの供給量がこれ以上増えることはありません。

そして、Proof of Burnを採用したことでビットコイン供給量が減りました。ビットコイン供給量自体が有限なので、供給量を減らすことでビットコインに実質デフレが起き、同時にXCPに価値が伝わったわけです。

まとめ

ビットコインに価値がある理由の一つとして、お金(電気代)を燃やすことでコインを手に入れられる性質にあります。

このようにして入手できるビットコインをさらに燃やせば、間接的に最初に使ったお金を燃やすのと同じことになります。したがって、Proof of Burnを採用したコインには燃やしたお金やコインの価値が伝わるのです。

Proof of Burnは現状では最も公平なコインの配布方法の一つだと言えるでしょう。

-アルトコインの知識