カウンターパーティ・リスクの危険性

2015/03/17  2018/08/26

カウンターパーティ・リスクとは取引相手が債務不履行に陥ったり、デフォルトを起こすことで取引が完結しないリスクのことを指します。

2014年に当時世界最大規模のビットコイン取引所のMt.Gox(マウントゴックス)が多くのユーザーのビットコインを預かったまま突然蒸発してしまうという事件がありました。

ハッカーの攻撃とされていましたが、後に内部の犯行だったことが判明しました。

結局顧客がMt.Goxに預けたビットコインは返ってくることはなく、債権者は泣き寝入りするしかありませんでした。このことから、仮想通貨の業界ではMt.Goxのようにある日突然バックれたり潰れたりする行為を「Goxする(ゴックスする)」呼ぶようになりました。

これは第三者に仮想通貨を長期的に預けっぱなしにしてはいけないことを示唆する大きな事件となりました。仮想通貨の管理を第三者に任せるのは根本的に間違っているのです。

有名な会社だろうが、歴史がある会社だろうが、第三者を盲目的に信用する気持ちでいないことをおすすめします。全く信用してはいけないわけではありませんが、そこには必ずカウンターパーティ・リスクが存在することを肝に銘じてください。

Mt. Gox破綻後、「Mt. Goxの二の舞にはならないようにうちはセキュリティを最重要視している」と謳う取引所が数多く立ち上げられましたが、その後も中央集権型取引所は次々と倒れていきました。

例えば、以下のような事件が挙げられます:

2014/02 Mt.GoxがGoxする
2014/03 Poloniexハッキングに遭う
2015/01 BitStampがハッキングに遭う
2015/02 BTERがハッキングに逢う
2015/05 Bitfinexが1回目のハッキングに遭う
2016/04 CryptsyがGoxする
2016/05 Gatecoinがハッキングに遭う
2016/08 Bitfinexが2回目のハッキングに遭う
2016/10 BitcurexがGoxする

このようなことから、どんなに信用できる中央集権型取引所であったとしても、そこで仮想通貨を長期的にトレードすることはやめておいた方が良いということです。

では、どうすれば良いかというと、ビットコインを手に入れた後は非中央集権型取引所を利用するようにしてください。

私がおすすめする非中央集権型取引所はBitSharesです。

中央集権型取引所で法定通貨をビットコインに交換したら、さっさとビットコインをBitSharesに動かすようにしてください。BitSharesは仮想通貨のウェブウォレットでありながら非中央集権型取引所なので、トレードを続けたかったらBitSharesでトレードを継続することができます。

例えば、BitSharesではビットコインをウェブウォレットに入れたままBitUSD/BTC市場などでビットコインを別の資産(この場合はBitUSD)に交換することができます。

わざわざ潰れるか潰れないか分からない取引所でビクビクしながらトレードするのではなく、BitSharesでトレードすれば心から安心してトレードできるのです。

なぜならBitShares上のデータ(あなたの仮想通貨の残高や取引履歴など)はブロックチェーンで管理されており、データはブロックチェーンで世界中に分散しているので、悪意の持った人間がいたとしてもデータを改ざんしたり、取引所を破壊するようなことができないからです。

まとめ

これからはビットコインを手に入れたらBitSharesを利用しましょう。

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