ビットコイン取引におけるレバレッジとは何か

2014/08/22  2018/08/26

レバレッジは「テコ」という意味で、あなたが取引所に預けたコラテラル(委託保証金)の何倍もの取引を可能にしてくれるシステムです。

現物取引では持っているお金の範囲内で実物を取引するのでレバレッジという概念はありません。

レバレッジを利用するには信用取引を利用する必要があります。

信用取引の場合は保証金を取引所に預け、取引所からお金を借りて取引をするため、(取引所が許す範囲で)預けた保証金よりも多くの取引が可能になるのです。

レバレッジをかけた取引を行う例

あなたが取引所に50万円を預けたとします。このお金で1枚5万円のビットコイン現物取引で購入する場合は、ビットコインを10枚買うことができます。

しかし、信用取引でレバレッジを3倍まで許可してもらったとしたら、ビットコインを30枚まで買うことができるようになります。

同じ掛け金で取引量が3倍に増えるわけですから、利益も3倍になりますが、損失も3倍になります。

そして重要なのが、信用取引は現物取引と違って、借金を負う可能性があるということが挙げられます。

レバレッジをかけて借金を負ってしまうパターン

例えば、ビットコインの価値が明日ゼロになってしまった場合、現物取引で購入した10枚のビットコインの価値はゼロになります。

つまり、あなたは最初に投資した50万円が消えてなくなってしまうということです。

しかし、逆から言うとあなたは50万円以上の損失を負うことはありません。なぜなら、現物取引でのリスクは投資した金額の範囲内に収まるからです。

では、もしレバレッジ3倍の信用取引を行い、ビットコインを30枚買っていた場合はどうなるかを考えてみましょう。

ビットコインの価値がゼロになれば、5万円 x 30 = 150万円の損失が出ることになります。

あなたは最初に50万円しか預けていないため、預けた金額の全てを差し引いても100万円のマイナスを被ることになります。

つまり、あなたは100万円の借金をしてしまうことになるのです。

厳密に言えば、借金を負う前にあなたの委託保証金の残高が定められた金額を下回ると、取引所はあなたのポジションを強制的に決済してしまいます。これをマージンコールと言います。

いずれにせよ、信用取引でレバレッジをかけたら、最悪の場合には借金を背負う可能性があるということを覚えておいてください。

レバレッジをかける前に、レバレッジにはどれくらいのリスクがあるのかを認識した上で利用しましょう。

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