変化を細かくすればモチベーションを保つことができる

コラム

人の習慣を変化させたいときに、相手に最初から大きな目標を与えてしまうと、そこまでたどり着けるか心配になったり、想像するだけで気が遠くなったりして、実行する前にすくみ上がってしまうことがあります。

こういうときは変化を細かくするという方法がとても有効です。

例えば、奥さんや旦那さんに部屋を掃除してほしいと思ったときに「部屋をキレイにして」と頼んでも、相手は面倒くさくてやってくれないかも知れません。

そういうときは「部屋をキレイにして」と言うのではなく、「このタイマーを五分に設定するから、このタイマーが鳴るまでのたった五分だけの間で良いから片付けしてみてよ。」と頼むともしかしたら相手はやってくれるかも知れません。

なぜなら五分というゴールは目の前に見えていますし、時間が来たらもう終わりにしても良いという安心感を相手に持たせることができるからです。

しかし、五分だけでも動いてくれれば、しめたものです。五分あればかなりのクリーンアップが望めます。

さらに、人は一旦動き出すとあそこの散らかりもここのホコリも気になり出して、五分どころか気づいたら1時間以上作業を続けられてしまうことさえあります。これを作業興奮と言います。

このように、人間は変化を細かくして慣れさせると、いままで全く達成できなかったことでも、いとも簡単に達成させてしまうことができるようになります。

もちろん個人差はありますが、変化を細かくすれば多くの人はモチベーションを長い間キープすることができるようになるのです。

そして、マラソンを走るのは難しくても、短くて達成可能な100mの距離を全力で走ることを日々続けていくと、長期的には42.195kmを大幅に超えることが可能になり、それがあなたの資産となり、力となるのです。

ウサギとカメで言えば、カメの戦略を取れば、長期的に勝つことができるのです。

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