ビットコイン取引所の仕組み

2014/08/21  2018/08/26

取引所とは取引の場を提供するプラットフォームです。

取引所は金融商品を買いたい人と売りたい人をマッチングさせ、両者から手数料をもらい、利益を出すビジネスモデルを採用しています。取引所側はあくまでも仲介役というスタンスを取っています。

どんなに複雑そうに見えても取引所でできることは仮想通貨を「買う」か「売る」かのどちらかになります。

ビットコイン取引所では扱う銘柄がビットコインであるというだけなのです。BTCJPY市場では日本円でBTCが売買され、BTCUSD市場ではアメリカドルでBTCが売買され、BTCCNY市場では中国元でBTCが売買されています。

なぜユーザーは取引所を介して取引するのか

本来ビットコインの買い手と売り手はOTC取引と言って、取引所を介さずに直接二者間で取引をすることができます。

しかし、基本的に買い手は売り手がどこにいるのかが分からなく、売り手は買い手がどこにいるのかが分かりません。

それだと取引の効率が悪いので、取引所は市場という場を設けて、買い手と売り手に集まってもらい、取引が成立しやすい状態を作りあげているのです。

取引所での取引はオークション形式が採用されている

取引所での取引はオークション形式が採用されており、買い手と売り手にそれぞれ売買価格を提示してもらい、が形成されています。

板の用語の解説:

買い手の購入希望価格をビッドと言います。最も値段が高いビッドはベストビッドと言います。

売り手の売却希望価格をアスク、またはオファーと言います。一番値段が安いアスクはベストアスク、またはベストオファーと言います。

ベストビッドとベストアスクの価格差をスプレッドと言います。

また、最後に取引が成立した価格をラスト・トレード、またはラスト・プライスと言います。

最も高く買いたい人と最も安く売りたい人の価格がマッチしたとき、取引が約定する仕組みです。

ではどのように約定が起きるかを解説していきます。

例えばBTCJPY市場のベストビッドが2,000,000円でベストアスクが2,100,000円だったとします。この状態だといつまで経っても約定はしません。なぜなら、「2,000,000円なら買う」という人と「2,100,000円なら売る」という人達の間では取引が成立しないからです。

取引を成立させるには買い手が譲歩して「2,100,000円でも良いから買うよ」となるか、売り手が譲歩して「2,000,000円でも良いから売るよ」となるしかありません。

つまり、誰かが取引相手の条件を飲むことで初めて取引が約定します。

買い手側の需要が高ければ、ベストアスクがどんどん食われていくので値段は上がり、売り手側の需要が高ければベストビッドがどんどん食われていくので値段は下がっていきます。

取引所は手数料で稼ぐビジネス

取引所では取引が成立する度に手数料が発生します。例えば約定価格が2,000,000円で手数料が0.2パーセントだとしたら、1 BTC買った場合には2,000,000 x 1(購入数量) = 2,000,000円かかりますが、受け取るビットコインは1(購入数量) * 0.998(手数料を差し引いた分) = 0.998 BTCになります。

つまり、手数料は主に受け取る通貨から差し引かれていきます。

0.998BTCを日本円に戻すときの約定価格が同じく2,000,000円だとしたら、2,000,000 x 0.998(売却数量) x 0.998(手数料を差し引いた分) = 1,992,008円になります。日本円に戻すときの手数料は円建てで差し引かれます。

このように、1BTCを2,000,000円で買って、同じ値段で即座に売却できたとしても、2,000,000円が1,992,008円に目減りしてしまうことが分かります。

このようにして、ビットコイン取引所は買い手と売り手から手数料を徴収するビジネスモデルなのです。

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