Udio 1.5アップデート

Udioが1.5にアップデートされ、驚くべき新機能が追加された。

1. ステムのダウンロード機能

最も注目すべき新機能は、ステムのダウンロード。ドラム、ベース、上ネタ、ボーカルの4つのステムを個別にダウンロードできるようになった。これは競合製品のSunoがInst（楽器）とボーカルのみの分離しかできないのと比べると、圧倒的に優れている。

2. Remix機能の拡張

32秒以上のトラックでもRemix機能が使えるようになった。さらに、パラメーターを調整することで、元の曲との類似度を自由に設定できる。これにより、クリエイティブな可能性が大きく広がった。

3. Udio-130の一般開放

以前はStandardプランのユーザーは32秒のクリップしか生成できなかったが、今回のアップデートでUdio-130（130秒のクリップを生成）が使えるようになった。長尺の楽曲制作がより簡単になる。

4. Clarity編集機能

新たに追加されたClarity編集機能は、音の分離度を調整できる。これにより、意図的に古い音源のような効果を出したり、逆に現代的なクリアな音を作り出したりすることが可能になった。

5. 音質の向上

全体的な音質が向上し、以前のUdioの特徴だった「潰れたスネアドラム」のような音が改善された。より自然で高品質な音楽制作が可能になった。

6. Generation Qualityの実験

最後に、Generation Qualityの設定に関する興味深い点がある。必ずしも最高品質の「Ultra」設定が最適とは限らず、「Good」やそれ以下の設定の方が良い結果を得られる場合があるみたい。これはバージョン1.5になる前からRedditで議論されていた。今回のバージョン1.5でも同じのよう。

ClarityとGeneration Qualityを組み合わせて実験することで、様々な音色や質感を探求できそう。