暗号資産取引所を利用したり、暗号資産を保管したりするパソコンは必ずセキュリティ対策をしましょう。
セキュリティ対策を怠って、万が一パソコンがハックされ、パソコンの中に保管されていたビットコインや他の暗号資産が盗まれてしまっても、そのときは泣き寝入りするしかありません。ですから、最初から万全の状態で臨んでください。
今回はパソコンを守る方法をセキュリティ対策術について解説していきます。
パソコンを守るベストな方法
セキュリティ対策の方法の中で一番理想な方法は、普段使いのパソコンと暗号資産の取引に使用するパソコンを物理的に分けることです。つまり、2台使いするということです。
2台使いにした上で、暗号資産用パソコンには余計なソフトウェアは一切インストールしない、さらにインターネット・ブラウジングには使用しないと言ったルールを決めると良いです。
暗号資産用パソコンにはセキュリティ対策ソフトを入れ、暗号資産用パソコンで大人の動画を鑑賞したりするのは完全に禁止してください。大人のサイトには様々なトラップが仕掛けられているので、気付かないうちにあなたのパソコンに変なマルウェアがインストールされ、あなたの暗号資産の残高が盗まれてしまうようなこともあり得ます。
実際に、私は仕事用と普段使い用のパソコン(Mac)を分けています。
パソコンを分けるのが難しい場合のセキュリティ対策方法
もしパソコンを分けることが金銭的に難しい場合は、最低でも「セキュリティ対策ソフト」だけは必ず導入してください。パソコンを分けていても分けていなくても、「セキュリティ対策ソフト」だけはインストールは必須と考えてください。
私がおすすめするセキュリティソフトはESETセキュリティです。いままで、無料のものから有料のものまで様々なセキュリティ対策ソフトを試しましたが、ESETセキュリティが一番軽い上にセキュリティが高いことが分かったので、これに落ち着きました。
他のセキュリティ対策ソフトだとポップアップがポンポン出てきていちいち煩わしい思いをしますが、ESETセキュリティならとても静かにパソコンを守ってくれます。だから、私は現在使用している全てのパソコンにおいてESETセキュリティを導入しています。
1ライセンスで1台のデバイス(Mac, Windows, Android)に使えます。パソコンが一台しかない場合はESETパーソナルセキュリティ、パソコンが複数台あるのならばESETファミリーセキュリティにしましょう。私の場合はパソコンは複数台あるので、ESETファミリーセキュリティを使っています。
ライセンスの利用年数は1年と3年がありますが、3年版の方が圧倒的にお得なので3年版にしておきましょう。少なくとも、私は3年版を利用しています。
Macにセキュリティ対策ソフトは要らないは大嘘だと覚えておきましょう
確かに昔はMacにセキュリティ対策ソフトを入れる必要はありませんでした。なぜなら昔はMacユーザーが圧倒的に少なかったからです。でも、いまの状況をみてください。街に繰り出せば、多くの人がMacを使っています。カフェでMacを利用している人の数を考えてみてください。Macユーザーは「激増」しているわけです。
Macユーザーがこんなに増えたわけですから、ハッカーにとってもMac用のウィルスの作り甲斐があるわけです。つまり、Macもついに標的になったということです。
ですから、家族や友達に「Macにセキュリティ対策ソフトは要らないよ」と言われたら、それは古い情報だと思ってください。Macにセキュリティ対策ソフトは必須です。言葉悪くて申し訳ないですが、セキュリティ対策ソフトを入れないでパソコンを使うのは単なるバカだと思ってください。それは「私から暗号資産を盗んでください」と言っているようなものですから。