信用取引・先物取引・短期投資の考え方

高値で買い戻すことを躊躇してはいけない

ビットコインを売ったら、その直後から価格がぐんぐんと上昇していき、その間にビットコインは買い戻すことができなかった。そういう経験はありませんか?

心理学の世界ではこれをアンカリング効果と言いますが、金融の世界では「高値覚え、安値覚え」とも言われています。

最後にビットコイン売った価格を基準に次のトレード判断をしてしまうと、いつまで経っても買い戻すことができなくなってしまうのです。

ですから、この不合理な心理的抑圧をなくすことができるだけで、トレードのパフォーマンスが劇的に良くなると言っても過言ではありません。

今回はアンカリング効果を外していくための考え方を解説していきます。

アンカリング効果の具体例

あなたはビットコインを$220で買ったとします。一時$270にまで高騰しましたが、その後値段が崩れてきて、$260辺りで保ち合い相場になったとします。

ここであなたは「もうそろそろ良いかな」と思い、$260でビットコインを売却し、利益を確定させたとします。

しかし、一週間後、保ち合い相場をブレイクし、再び価格が上昇トレンドに乗ったとします。

ここであなたは$280でビットコインを買い戻せば上昇トレンドに乗ることができるとしても、アンカリング効果が効いてしまうと、高値で買い戻すことに抵抗が出てしまいます。

ビットコインを$260で売ったのに、なぜ$280で買い戻さなくてはならないんだ?」という考えにとらわれてしまうと、その後ビットコインを買い戻すことができなくなり、その後の価格上昇を指をくわえて見ているしかなくなるのです。

これは過去の売値がいまの決断に明らかに影響してしまっている証拠です。

あなたが一つ前のトレードでビットコインを$260で売ってしまったことと今後相場がどのように動くかは一切関係ありませんから、過去に安値で売ってしまったことを認め、記憶から完全消去しないといけないのです。

大切なのはいまであり、過去ではありません。「これからどうなるのか」を考えてトレードするかしないかを決めなくてはいけないのです。

まとめ

トレンドに乗れるのなら、いくらで買い戻しても関係ありません。なぜなら買った値段より高く売れれば、利益が出るのですから。「頭と尻尾はくれてやれ」の精神を忘れずに、チョコンと電車に乗って、ササッと降りるのです。

「これからどうなるのか」をベースにトレードしましょう。

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